新道コース

2005年9月3日 天候 曇時々晴

登り
時間 行程 所要時間 累計時間
10時05分 登山口発
12時05分 南狩場着 2時間00分 2時間00分
12時05分 南狩場発
12時35分 狩場山着 0時間30分 2時間30分
下り
時間 行程 所要時間 累計時間
13時10分 狩場山発
15時05分 登山口着 1時間55分 1時間55分
 時 分  発
 時 分  着  時間 分  時間 分

賀老高原キャンプ場駐車場

賀老高原キャンプ場駐車場

  

島牧村元町から賀老の滝を目指して15kmほど行くと賀老高原キャンプ場の大きな駐車場がある。

正面の山が狩場山でここから旧道コースがある。

新道コース登山口

新道コース登山口

  

賀老高原キャンプ場からさらに車で5kmほど林道を進むと千走川に架かる橋があり、その手前に駐車場がある。

登山は橋の手前を右に入る。

入口に入林ポストがある。

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ

  

歩き始めてまもなくヨツバヒヨドリが花を広げていた。

ヨツバヒヨドリは山地の草原や林の縁に生育する多年草で高さが1m程度のものが多いが中には2m近くになるものもある。

花が開く前はすっきりしているが、開花し始めると一気に派手になる。

白花もある。

  

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熊の糞

熊の糞

  

狩場の登山道では何回もほやほやの熊の糞を見た。

縄張りがあるので複数の成獣が同時に同じ場所にいることは少ないはずだが、一頭の熊がそんなにするとは思えないほど何回も見た。

南狩場

南狩場

  

標高1150mを越えて登り勾配がやや緩くなると前方に南狩場の岩山が見えてくる。

登山道周辺にお花畑く

登山道周辺にお花畑

  

南狩場に近づき斜度がきつくなるにつれて登山道の周りは草地となり、いろいろな高山植物が見られるようになる。

エゾカンゾウ

エゾカンゾウ

  

エゾカンゾウはエゾゼンテイカあるいはニッコウキスゲなどとも呼ばれるユリ科の多年草で湿原や高山の草地などに生育する。

橙黄色の花が茎先に数個つく。

  

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チシマフウロ

チシマフウロ

  

エゾカンゾウの近くにはチシマフウロも咲いていた。

チシマフウロも高山の草地などに生育する。

花の色が白いのでシロバナノチシマフウロというようだ。

  

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ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ

  

ヨツバシオガマも同じような地域で見られる。

花の段数が7〜12段あり花冠が嘴状になっている。

  

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南狩場

南狩場

  

お花畑を登り切ると風通しのよい尾根に出る。

岩に南狩場の標識がある。

尾根は切り立った崖の上でそこから山頂方向が良く見える。

  

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コウメバチソウ

コウメバチソウ

  

岩とハイマツの尾根を過ぎると草原状のお花畑になる。

コウメバチソウは高山の明るい湿地や草原に生える多年草である。

  

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親沼

親沼

  

頂上近くにはふたつの沼がある。

大きい方は親沼の標識があり湿地の草花も見られる。

子沼

子沼

  

小さい方は子沼の標識があり本当に小さい。

手前の植物は花の時期を過ぎたイワイチョウである。

南狩場方向を振り返る

南狩場方向を振り返る

  

山頂に到着し南狩場方向を振り返ると稜線の上に雲が出ていて遠方は良く見えない。

晴れていれば日本海も見えるはずだ。

山頂の東側は草原状

山頂の東側は草原状

  

山頂の東側はなだらかな草原が広がっており、数は多くないがお花畑になっている。

賀老の滝

賀老の滝

  

下山後に日本の滝100選に選ばれた賀老の滝に立ち寄った。

高さは70m、幅35mあり、年中水量が多い。

  

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ブドウマイマイ

ブドウマイマイ

  

狩場山周辺では本体も殻も真っ黒なブドウマイマイを良く見かける。

大型のカタツムリで殻の大きさが30〜40mmほどもある。

  

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