南暑寒荘→雨竜沼湿原→南暑寒岳
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
9時15分 | 南暑寒荘発 | ||
9時40分 | 白竜ノ滝着 | 0時間25分 | 0時間25分 |
9時40分 | 白竜ノ滝発 | ||
10時30分 | 湿原入口着 | 0時間50分 | 1時間15分 |
10時30分 | 湿原入口発 | ||
11時20分 | 展望台着 | 0時間50分 | 2時間05分 |
10時45分 | 展望台発 | ||
12時35分 | 南暑寒岳着 | 0時間50分 | 2時間55分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
12時40分 | 南暑寒岳発 | ||
13時15分 | 展望台着 | 0時間35分 | 0時間35分 |
13時20分 | 展望台発 | ||
14時05分 | 湿原入口着 | 0時間45分 | 1時間20分 |
14時05分 | 湿原入口発 | ||
14時35分 | 白竜ノ滝着 | 0時間30分 | 1時間50分 |
14時35分 | 白竜ノ滝発 | ||
15時00分 | 南暑寒荘着 | 0時間25分 | 2時間15分 |
ひとつ目の吊り橋
南暑寒荘前を出発し広めの林道を数分歩くと鋼管製の立派な吊り橋がある。
下を流れる川はペンケペタン川である。
吊り橋を渡ってから川の右岸を少し進むと白竜ノ滝の看板がある。
正面の崖に水量のある大きな滝が見える。
崖下に下りることもできる。
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ふたつ目の吊り橋
滝を過ぎるとすぐにふたつ目のやや小さめの吊り橋を渡る。
この吊り橋を過ぎると本格的な登りになる。
登山道脇にヒオウギアヤメの水色の花が咲いていた。
山地の湿原などに生育する多年草である。
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正面に暑寒別岳
正面に暑寒別岳が見えてくると雨竜沼湿原は近い。
湿原入口から南暑寒岳と暑寒別岳
湿原の入口からは幅の広い木道が整備されている。
木道の先には南暑寒岳と暑寒別岳が並んで見えている。
湿原の沼
湿原には大小さまざまな形の沼があり、そのまわりには多種多様な植物が見られる。
エゾノリュウキンカは沼地や山地の沢沿いなどに生育する多年草。
別名ヤチブキとも呼ばれている。
まわりにある大きな葉はミズバショウである。
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花の時期を過ぎた白い綿毛状のワタスゲも多い。
株をつくって群生する。
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ゼンテイカが正式な名称のようだがエゾカンゾウと呼ぶことが多い。
ニッコウキスゲも同じ花だ。
高山の草地や湿地のほかに海岸にも生える。
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ショウジョウバカマもまだ咲いていた。
湿原のものは淡紫色が多いがこれは白色に近い。
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ハクサンチドリは高山の湿った草地などに咲く。
湿原の中にも見られた。
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雨竜沼湿原にはチングルマも見られる。
チングルマは草のように見えるが高山の湿地や礫地に生える落葉小低木である。
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湿原の西の端にはシラネアオイが群生していた。
シラネアオイは山地の林内や湿った草地などで見られる多年草。
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湿原の端から木段の登りになる。
登り始めて10分程で雨竜沼展望台に着く。
ここから湿原全体が見渡せる。
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まもなく山頂
雨竜沼展望台辺りは樹木があり急な坂道だが、そこを過ぎると平坦か緩い登りとなり、まわりは笹が主体の単調な植生だ。
頂上が近付くとハイマツなどが現れ高山の雰囲気が出てくる。
山頂の左に見えるのは尾白利加岳(標高1346m)である。
山頂に到着
山頂は土が出ていて大きめの石がころがっており、大きな樹木が無いため360度の展望が利く。
西側に暑寒別岳に向かう登山道があるが、かなりの急坂を下ることになり、帰路は大変そうだ。
西隣の暑寒別岳(標高1491.6m)の眺めは雄大だ。
隣と言っても道のりで4km程ある。
まだ7月上旬なので雪渓がかなり残っている。
左稜線の奥に見えるのは雄冬山である。
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暑寒別岳の左には群別岳(標高1376.3m)と尾白利加岳が見える。
両山の主稜線はつながっており、暑寒別岳からの稜線がその途中に接続する。
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南側にかすかに富士山型の山が見える。
別名浜益富士と呼ばれる黄金山である。
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雨竜沼湿原
山頂から東方向に登ってきた尾根越しに雨竜沼湿原が見える。
ここから湿原までの道のりは約3.5kmあるが緩斜面の下りがほとんどで意外に早く下りられる。
湿原に戻る
40分ほどで快調に湿原まで戻る。
往きとは違うルートで湿原の中を進む。
蛇行した小川のような湿地にミズバショウの群落が見られた。
山頂を振り返る
ルートが合流したところで山頂方向を振り返る。
広大な湿原の向こうに南暑寒岳とその右横に暑寒別岳が見える。
大きな沼
ルート合流点には大きな沼がある。
沼の向こうの山の間が湿原入口になる。
ペンケペタン川
湿原入口に近くなるとペンケペタン川の流れが明確になる。
この流れに沿って下山する。