愛山渓温泉〜永山岳〜安足間岳〜愛別岳〜安足間岳〜当麻岳〜当麻乗越〜沼ノ平〜愛山渓温泉

2010年9月8日 天候 曇のち晴(山頂付近は濃いガス)

登り
時間 行程 所要時間 累計時間
6時00分 愛山渓温泉発
7時00分 滝ノ上分岐着 1時間00分 1時間00分
7時00分 滝ノ上分岐発
8時00分 銀明水着 1時間00分 2時間00分
8時00分 銀明水発
8時30分 永山岳着 0時間30分 2時間30分
8時30分 永山岳発
9時10分 愛別岳分岐着 0時間40分 3時間10分
9時10分 愛別岳分岐発
9時40分 愛別岳着 0時間30分 3時間40分
下り
時間 行程 所要時間 累計時間
10時20分 愛別岳発
11時00分 愛別岳分岐着 0時間40分 0時間40分
11時00分 愛別岳分岐発
11時40分 当麻岳着 0時間40分 1時間20分
11時40分 当麻岳発
12時15分 当麻乗越着 0時間35分 1時間55分
12時45分 当麻乗越発
14時10分 沼ノ平分岐着 1時間25分 3時間20分
14時10分 沼ノ平分岐発
15時15分 愛山渓温泉着 1時間05分 4時間25分

登山口

登山口

  

愛山渓温泉駐車場の右奥に林道入口があり、少し進むと登山口となり、入林届出箱があった。

記帳を見ると、ここからの登山者の目的地はほとんどが愛別岳であった。

右の標識には沼ノ平まで3.6kmとある。

当日は三十三曲コース登山道整備中の看板があった。

ここから左側の山道に入る。

林道をそのまま進むと松仙園方面である。

三十三曲分岐

三十三曲分岐

  

沢音を聞きながら1kmほど進むと三十三曲分岐となり、そのままま進むと永山岳経由で愛別岳方面へ向かうコースである。

分岐の標識には、永山岳まで4.6km、北鎮岳まで8.3kmとある。

昇天ノ滝

昇天ノ滝

  

三十三曲分岐を過ぎてからしばらくは沢沿いの道を歩く。

国土地理院の地図にはイズミノ沢とある。

しばらく行くと進行方向の先に昇天ノ滝が見えてくる。

村雨ノ滝

村雨ノ滝

  

昇天ノ滝の手前で本流の右側へ曲がり、15分ほどで今度は水量の多い村雨ノ滝である。

滝の右側(左岸)を高巻き、滝の上流で対岸に渡る。

少し行くと分岐となり、沢沿いをまっすぐ進むと沼ノ平方面、左に山側へ入ると永山岳方面でこちらに進む。

銀明水

銀明水

  

分岐から先は滑りやすい急な道で、笹をつかみながら登った。

永山岳の中腹ぐらいまで来ると展望が開けてきて、振り返ると沼ノ平方面が見えてきたが、相変わらずガスまじりの天気で写真を撮る気にもなれない。

視界の利かない中をしばらく黄色のペンキを頼りに進むと、銀明水の水場に着いた。

ほとんど水は流れておらず、小さな水たまりのような状態であった。

永山岳

永山岳

  

銀明水から30分ほどで永山岳山頂(標高2046m)

標識の周り以外はほとんど見えない。

北鎮岳方面の赤い矢印標識を頼りに先へ進む。

安足間分岐

安足間分岐

  

永山岳から高度感のない尾根道を20分ほど登ると安足間岳分岐に着く。(分岐の標高2194m)

ここから標識に従って比布岳・北鎮岳方面に左折したが、相変わらずのガスで視界が利かず、感覚的にはずいぶん北側に折れたような気がした。

愛別岳分岐

愛別岳分岐

  

比布岳方面に向かう道はほとんどアップダウンがなく10分ほどで愛別岳分岐である。

分岐の標識は尾根上にあり、尾根の側面を歩いていると気がつかないかもしれない。

愛別岳への登山道が判然としない中、以前歩いたときの勘を頼りに急なガレ場を下り、尾根を探しながら進む。

愛別岳

愛別岳

  

周りは見えないが、なんとなく以前通ったような火山灰の尾根道になり、最後は急な岩レキ帯を登って山頂に到着。(標高2112.7m)

最後の急登はどこでもいけそうだが、足場が良くないところもあるので、印に従って進むのが無難である。

帰りは同じ道を戻ることになるが、愛別岳分岐に至る岩場とガレ場の登りはけっこうきつい。

当麻岳

当麻岳

  

安足間岳分岐まで戻って、さらに同じ道を戻るか別ルートで帰るか迷ったが、せっかくなので当麻乗越から沼ノ原経由で帰ることとした。

当麻岳はその途中にあるが、どこが頂上だか判然としない山である。(標高1967m)

以前は簡易な山頂標識があったが、今回は見当たらなかった。

安足間岳から当麻岳へ至る尾根は広々としていて枯れたチングルマも多く花のシーズンは良さそうだ。

ウラシマツツジの紅葉

ウラシマツツジの紅葉

  

9月上旬にもかかわらず既にウラシマツツジの紅葉が始まっていた。

(当麻岳付近にて)

  

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当麻乗越

当麻乗越

  

視界が悪くなかなか当麻乗越に到着しないため、GPSの軌跡と地図の登山道を比較・確認しながら進んだ。

事前にGPSにルートを入力しておくべきであった。

しばらくして当麻乗越の分岐標識を見つけ一安心。

当麻乗越からピウケナイ沢周辺の湿原

ピウケナイ沢周辺の湿原

  

ガスが徐々に晴れてきて、湿原が見え始めた。

ピウケナイ沢の周辺には多数の沼があり湿原が広がっている。


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沼の近くまで下りて

ピウケナイ沢周辺の湿原

  

登山道を進むと沼がまじかに見えてきた。

全体に色づき始めている。

新緑の頃はまた違った雰囲気がある。

  

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旭岳・熊ヶ岳と湿原

旭岳・熊ヶ岳と湿原

  

天気は徐々に回復し雄大な景色が見え始めた。

当麻乗越下1591m地点からの旭岳・熊ヶ岳とその手前には湿原が見えている。

  

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永山岳方面

永山岳方面

  

東側を望むと、今朝登ってきた永山岳などが見えた。

残念ながら愛別岳はその影に隠れて見えない。

  

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六ノ沼

六ノ沼

  

湿原の中の道はぬかるみで滑りやすい。

木道が途切れ途切れにある。

はじめに畔に立つのは六ノ沼である。

沼のへりにはしっかりと木道がついている。

  

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半月ノ沼

半月ノ沼

  

さらに進むと半月ノ沼が神秘的な姿を見せた。

湿原をぬけるとすぐに沼ノ平分岐となり、三十三曲コースで下山した。

三十三曲コースは登山道整備中であったが、あまり変化のない道が続いた。

愛別岳は今回で3度目であるが、天候に恵まれず、いまだまともな姿にお目にかかったことがない。

来年、花の季節に再挑戦したい。

  

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