姿見駅→旭岳→間宮岳→中岳→北鎮岳→比布岳→当麻乗越→裾合平→姿見駅

標高差691m(累積標高差1353m) 歩行距離19.3km

2017年9月16日 天候 晴(時々ガス発生)

姿見駅→北鎮岳
時間 行程 所要時間 累計時間
6時20分 姿見駅発
7時35分 旭岳着 1時間15分 1時間15分
7時40分 旭岳発
8時20分 間宮岳着 0時間40分 1時間55分
8時20分 間宮岳発
8時50分 中岳着 0時間30分 2時間25分
9時00分 中岳発
9時20分 北鎮岳着 0時間20分 2時間45分
北鎮岳→姿見駅
時間 行程 所要時間 累計時間
9時30分 北鎮岳発
10時20分 比布岳着 0時間50分 0時間50分
10時25分 比布岳発
10時35分 安足間岳着 0時間10分 1時間00分
10時50分 安足間岳発
11時45分 当麻乗越着 0時間55分 1時間55分
11時50分 当麻乗越発
13時35分 姿見駅着 1時間45分 3時間40分

旭岳ロープウエー乗車口

旭岳ロープウエー乗車口

  

札幌の自宅を午前3頃に出て、旭岳温泉に5時30分頃に着いた。

観光客が多いため、この時間でも駐車場に入るまで10分以上要した。

旭岳ロープウエーは始発6時となっているが、それよりも早い便が出ていたようだ。

旭岳温泉から姿見駅までの標高差約500mを数分で結ぶ。

ロープウエー姿見駅から

ロープウエー姿見駅から

  

ロープウエー姿見駅前の紅葉はかなり進んでいた。

正面の旭岳は雲に隠れている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

散策路周辺の紅葉

散策路周辺の紅葉

  

天気は薄曇だが、紅葉はけっこうきれいに見える。

手前の平坦地に赤い絨毯に白い毛のように見えるのはチングルマ。

ハイマツの緑の中に黄色や赤に見えるのはウラジロナナカマド。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

姿見の池

姿見の池

  

姿見の池の少し上から池とロープウエー駅方面を見下ろす。

天気のせいか少しくすんで見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

山頂方向

山頂方向

  

山頂は依然としてガスの中。

青空が見えてくる

青空が見えてくる

  

少しずつ青空が見えてくる。

山頂もぼんやりとわかる。

金庫岩

金庫岩

  

9合目を過ぎて山頂近くまで来ると、いったん登山方向が180度変わる。

山頂への急坂手前に金庫岩がある。

ちなみに方向を変えずにそのまま行くとニセ金庫岩があるので注意。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

山頂への最後の登り

山頂への最後の登り

  

金庫岩を過ぎると旭岳山頂への最後の急な登りがある。

標高差は70mほど。

旭岳山頂

旭岳山頂

  

旭岳山頂はガスの中だったが、上空には青空が少し見えている。

裏旭キャンプ場に向かって下る

裏旭キャンプ場に向かって下る

  

山頂からの眺望は期待できそうもないので、すぐに裏旭キャンプ場に向かって下る。

ガレの斜面は滑りやすいので気を付ける。

熊ヶ岳と比布・安足間岳

熊ヶ岳と比布・安足間岳

  

斜面を下り始めて間もなく前方の視界が開けてすぐ隣の熊ヶ岳やその左奥に比布岳や安足間岳が見えてきた。

熊ヶ岳の上に北鎮岳の山頂部が少し見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

熊ヶ岳と裏旭キャンプ場

熊ヶ岳と裏旭キャンプ場

  

熊ヶ岳とその裾野に裏旭キャンプ場が見える。

写真の中央部に砂地が見えるのがそうだ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

熊ヶ岳のお鉢

熊ヶ岳のお鉢

  

熊ヶ岳の東側には長径が700mほどのお鉢状の地形が見られる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

間宮岳分岐

間宮岳分岐

  

熊ヶ岳の外輪を過ぎると広い丘陵地に出る。

すぐに正面にお鉢平周回コースの間宮岳分岐が見えてくる。

標識の右隣りの山は凌雲岳でその他は雲の中で見えない。

間宮岳山頂に向かう

間宮岳山頂に向かう

  

分岐を左折して間宮岳の山頂標識に向かう。

間宮岳はどこが山頂だかわからないような平坦な丘陵地だ。

間宮岳山頂標識

間宮岳山頂標識

  

間宮岳山頂標識は分岐から北に150mほどの地点だ。

標高は2185mある。

左に凌雲岳、右に北海岳、中央に黒岳がガスの中にかろうじて見えている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

旭岳と熊ヶ岳

旭岳と熊ヶ岳

  

標識の反対方向には旭岳と熊ヶ岳が見えている。

手前の丘陵地にはモザイク状の植生が見られる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

熊ヶ岳をズームアップ

熊ヶ岳をズームアップ

  

熊ヶ岳の山頂部をズームアップ。

山頂部への登山道はない。

熊ヶ岳の標高は2210mある。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

中岳分岐へ下る

中岳分岐へ下る

  

中岳分岐へはやや下りとなる。

北側からの上昇気流で中岳温泉側のガスが晴れない。

中岳分岐

中岳分岐

  

ここを左折すると中岳温泉に至る。

当初は中岳温泉周辺の紅葉見物の予定であったが、まだガスが多いので徐々に晴れることを期待して北鎮岳経由で裾合平に向かう。

中岳と北鎮岳

中岳と北鎮岳

  

中岳への登りから中岳と北鎮岳が丁度重なり合うように見えた。

中岳山頂標識の手前に登山者が見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

中岳山頂

中岳山頂

  

中岳山頂はお鉢平を廻る登山道の通過点のようなものだ。

お鉢内部の状況は良く見える。

標識の左後方に黒岳が少し見えている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

鋸岳

鋸岳

  

ガスが一時的に晴れて鋸岳が見えている。

登山道が山腹を横切っているのが分かる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

比布岳と安足間岳

比布岳と安足間岳

  

鋸岳の左には比布岳と安足間岳の双耳峰が連なる。

向かって右側が比布岳。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

お鉢平

お鉢平

  

お鉢平の内部も側面が紅葉してきている。

北海岳と松田岳の後方に白雲岳が少し見えている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

間宮岳下部の紅葉

間宮岳下部の紅葉

  

お鉢平の中でも間宮岳の下側の色付きが良いので少しアップに。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

北鎮分岐への登り

北鎮分岐への登り

  

中岳とのコルから北鎮分岐まで標高差約80mの登りになる。

分岐に数人の登山者が見える。

大塚の紅葉

大塚の紅葉

  

大塚の山腹に斜めに紅葉の筋が見えている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

北鎮岳山頂

北鎮岳山頂

  

北鎮岳山頂に着いたが北側はガスで何も見えない。

晴れていれば比布岳や愛別岳が望めるところだが。

鋸岳の側面を通過

鋸岳の側面を通過

  

鋸岳は山頂部を通らずに50mほど下の山腹を横切る。

前方に比布岳が見えている。

鋸岳の岩稜と紅葉

鋸岳の岩稜と紅葉

  

鋸岳の岩稜の下にウラシマツツジの深紅の紅葉が見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ウラシマツツジの紅葉

ウラシマツツジの紅葉

  

紅葉の中で色の濃い部分は概ねウラシマツツジだ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

比布岳と安足間岳

比布岳と安足間岳

  

ガスが少し晴れて前方に比布岳と安足間岳が良く見えるようになった。

鋸岳側面の登山道はこの辺りで終わりだ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

鋸岳

鋸岳

  

比布岳への登りから後の鋸岳を振り返る。

相変わらず北側からの上昇気流でガスが湧いてくる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

中岳下部の紅葉

中岳下部の紅葉

  

比布岳への登りから左手に中岳下部の紅葉がきれいに見えてきた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

比布岳山頂

比布岳山頂

  

比布岳山頂に到着。

南側の標高が低い裾合平方面はガスが晴れている。

愛別岳

愛別岳

  

比布岳の山頂は意外と平坦で広い。

その先に愛別岳が淡いガスに包まれて見えている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

安足間岳への稜線

安足間岳への稜線岳

  

比布岳と安足間岳はアップダウンの少ない稜線でつながっている。

地理院地図では安足間岳の山名は永山岳への登山道の分岐点辺りに表示されており、標高2194mと記載されているが、その左前方の方が明らかに標高が高く、ケルンが積まれた辺りでGPSの表示は2204mであった。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

安足間岳の北側は絶壁

安足間岳の北側は絶壁

  

ガスで下方は良く見えないが、安足間岳の北側はほぼ直角に切れ落ちた絶壁だ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

比布岳と北鎮岳

比布岳と北鎮岳

  

安足間岳から比布岳と北鎮岳を眺める。

けっこうな距離を歩いてきたと感じる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻岳方面

当麻岳方面

  

安足間岳から当麻岳へはなだらかな尾根が続く。

はじめは広い尾根が徐々に狭くなり、当麻岳あたりから岩稜状になっている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ピウケナイ沢

ピウケナイ沢

  

安足間岳から南斜面の下にピウケナイ沢が見える。

左手前の岩山は小塚と呼ばれている。

沼の上側に横に走る直線は裾合分岐に至る登山道だ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ピウケナイ沢上流部

ピウケナイ沢上流部

  

中岳下部のピウケナイ沢上流部の尾根も赤く紅葉している。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

沼ノ平方面

中岳温泉方面

  

当麻岳の尾根の向こうに沼ノ平が見える。

写真の中央に見えるのは六ノ沼だ。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻岳

当麻岳

  

多分写真中央の岩山が当麻岳だと思うが、岩の上を通ったことがないので何とも言えない。

登山道は岩山の南側面についており、岩山の手前に赤色の古い案内標識がある。

12年前に通ったときには同じ場所に「当麻岳、標高1967m」の看板があった。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

裾合平

裾合平

  

これは裾合平方面の眺め。

中央やや右に裾合分岐がある。

中岳温泉からの登山道が左右に走っているのがかろうじてわかる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

中岳温泉付近の紅葉

中岳温泉付近の紅葉

  

中岳温泉付近は紅葉の色付きが良い。

温泉は手前の尾根の裏側にある。

ここを流れる沢もピウケナイ沢に合流する。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

永山岳

永山岳

  

隣の尾根の永山岳が見える。

今日は愛山渓温泉から登ってきている登山者も多く、登りは永山岳から北鎮岳を通って中岳温泉を経由し、当麻乗越から沼の平を通って帰る人もいた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻岳山裾の紅葉

当麻岳山裾の紅葉

  

当麻岳の尾根からピウケナイ沢と湿原を見下ろす。

当麻岳の山裾にかなり紅葉している部分がある。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻岳への尾根

当麻岳への尾根

  

当麻岳へ向かう尾根が少しずつ細くなってきた。

この辺りはチングルマが多い。

再び中岳温泉付近の紅葉

再び中岳温泉付近の紅葉

  

再び中岳温泉付近の紅葉を写す。

安足間岳からの写真とほぼ同じ場所だが、中岳温泉は左の大塚斜面上部に少し見えている。

この写真には中岳温泉から裾合分岐に至る登山道が横切って見えており、大きく拡大すると歩いている登山者が見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

小塚山裾の紅葉

小塚山裾の紅葉

  

手前に見える小塚山裾の紅葉がきれいだ。

ハイマツの緑と笹の黄緑、ナナカマドの黄色や赤がバランスよく組み合わさっている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

古い案内標識

古い案内標識

  

当麻岳と思しき岩山に近づくと手前に古い壊れかけた標識がある。

以前はここに当麻岳の看板が置かれていた。

岩峰直下の登山道

岩峰直下の登山道

  

標識から先の登山道は南側の岩峰直下に変わる。

この斜面にもチングルマは多い。

ピウケナイ沢周辺の湿原

ピウケナイ沢周辺の湿原

  

眼下の湿原が美しい。

沼の水面が輝いて見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

旭岳

旭岳

  

左には時々山頂付近の雲が取れて旭岳の姿が見える。

この後、当麻乗越まで沼ノ平方面の湖沼を眺めながら斜面を下るところだが、霧が出てきてルートも良くわからない状況になる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻乗越

当麻乗越

  

なんとか当麻乗越にたどり着いた。

ここは湿原の見晴台とも言える場所だがガスで何も見えない。

大勢の登山者が岩の上に陣取って晴れるのを待っているようだ。

ピウケナイ沢周辺の紅葉

ピウケナイ沢周辺の紅葉

  

ピウケナイ沢の渡渉個所に向かって沢沿いを下る。

特徴的な地形や沼があるわけではないがモザイク状の紅葉がなかなか良い。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻乗越下の湿原

当麻乗越下の湿原

  

当麻乗越ではガスで見られなかった乗越下に広がる湿原と沼が登山道から見えた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ピウケナイ沢渡渉

ピウケナイ沢渡渉

  

ピウケナイ沢は水量も少なく、飛び石づたいに靴を濡らさず渡ることができた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ

  

沢を渡って湿原に出る途中の坂でヨツバシオガマがまだ咲いていた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

当麻岳山腹の紅葉

当麻岳山腹の紅葉

  

ピウケナイ沢の登り斜面から当麻岳山腹に広がる紅葉がきれいに見えた。

山裾を横切る登山道も見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

裾合分岐に向かって

裾合分岐に向かって

  

裾合分岐に向かって湿原を歩く。

この辺りはヒグマの掘り起こしもある。

登山道のまわりにはチングルマやワタスゲが多い。

裾合分岐

裾合分岐

  

標識を左に折れると中岳温泉、右に行くとロープウエー駅に至る。

写真には写っていないが分岐には大勢の登山者がいた。

当麻岳方面を振り返る

当麻岳方面を振り返る

  

ロープウエー駅に向かう登山道から当麻岳方面を振り返る。

山頂部には雲がかかっている。

湿原手前には奇岩が沢山見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

シラタマノキ

シラタマノキ

  

ロープウエー駅に向かう登山道には果期のシラタマノキが見られた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

チングルマの大群落

チングルマの大群落

  

ロープウエー駅近くの遊歩道のまわりには枯れたチングルマの大群落が見られる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

夫婦池

夫婦池

  

夫婦池まで来れば登山者だけでなく一般の観光客も大勢いる。

ロープウエー駅は近い。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

旭岳

旭岳

  

チングルマの大群落と噴煙をあげる旭岳。

山頂部は相変わらず雲がかかっている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ロープウエー姿見駅

ロープウエー姿見駅

  

約19km歩いてロープウエー姿見駅に戻ってきた。

午後1時半だがまだ登ってくる人も多い。


TOPへ