ポロピナイコース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
8時25分 | 登山口発 | ||
9時50分 | 第1見晴台着 | 1時間25分 | 1時間25分 |
9時50分 | 第1見晴台発 | ||
10時20分 | 第2見晴台着 | 0時間30分 | 1時間55分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
10時55分 | 第2見晴台発 | ||
12時15分 | 登山口着 | 1時間20分 | 1時間20分 |
恵庭岳登山口
登山口で記帳
登山口の標高は310m程度ある。
看板に「第2見晴台から先への登山は崩落危険のため禁止になっています。」とある。
また英語でも同様のことが掲示されていた。
登山道の入口に中国語で看板
中国の人が登山に来るのだろうか?
「各位登山者」
「恵庭岳山・的附近有倒場的危・性?八合目禁止登山」とある。
山地の沢沿いなど斜面に生える落葉低木
北海道の西部に分布している。
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林
涸沢の中のはずだがけっこうな林もある。
5合目
木に簡単な5合目の標識がくくりつけられている。
登山道は次第に急になってくる。
登り専用
急坂なため登り専用と下り専用の道に分かれている。
ただ下り専用の登山道はどこかわからない。
第1見晴台
第1見晴台の岩場に出る。
ここで一気に展望が開ける。
登り始めてから1時間半程度,休憩にはちょうど良いタイミングである。
第1見晴台から見た支笏湖
対岸のモーラップ側も見える。
左側に見える山は紋別岳(標高865.8m)である。
第2見晴台よりこちらの方が支笏湖全体を見渡せる。
もちろん頂上の方が良く見えるが,現在は8合目より上は登山禁止になっている。
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第1見晴台から恵庭岳頂上の岩塔部を見る。
以前に比べ爆裂火口の中はだいぶ緑が増えてきたようだ。
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恵庭岳頂上へは右側尾根の北側斜面を進む。
尾根の途中でところどころ見晴の良いところがある。
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岩塔部のアップ
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第1見晴台から尾根へ
尾根へは岩場の右上の7合目標識(矢印)のところから入る。
尾根はハイマツや灌木に囲まれていて意外と見通しは良くない。
第2見晴台
第2見晴台に到着
これより先は登山禁止でバリケードされているが,行こうと思えば簡単に越えられる。
ここに頂上の標識が設置されている。
山頂の標高は1319.7mであるが,ここは8合目で標高約1140mである。
尾根越しに風不死岳と樽前山が重なって見える。
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風不死岳と樽前山をクローズアップ
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第2見晴台から見た支笏湖
爆裂火口が沢状に見える。
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第2見晴台からはすぐ近くに頂上岩塔部が見える。
ここから山頂まで標高差180mもあるように見えない。
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頂上岩塔部は,平成15年9月の十勝沖地震の影響と見られる亀裂が発生しており,大きな岩が崩れ落ちてくる危険性があるようだ。
写真岩塔部の右側に亀裂があるように見える。
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第2見晴台でイワブクロがたくさん咲いていた。
いろいろな場所で見られる高山植物だ。
樽前山でよく見られることからタルマイソウとも呼ばれる。
花の表面に白い毛がある。
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第2見晴台の登山禁止のバリケードを越えて反対側に行くとオコタンペ湖が見える。
以前,頂上から見たオコタンペ湖はもっと真下にあって,コバルトブルーが際立っていたように思う。
湖の上に見える山は小漁岳(標高1235.2m)で,その右側は漁岳(標高1317.7m)である。
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小漁岳の向こうに羊蹄山と尻別岳が見える。
肉眼では写真よりずっとはっきり見える。
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タニウツギと同じ仲間でスイカズラ科の高山植物
第2見晴台近くの尾根筋で見かけた。
花の色は淡いクリーム色だが,季節とともに花の中の色が濃くなる。
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目立たないが登山道ではよく群生している。
秋には赤い実をつける。
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下り専用
第1見晴台から少し下った地点で下り専用の登山道が分岐している。
登りの時には分岐箇所に気がつかなかった。
かなりの急坂でロープがセットしてある。
登りのときには気がつかなかったが,ホオノキをあちらこちらで見かけた。
大きな葉が特徴で,朴葉味噌(ほおばみそ)や朴葉寿司(ほおばずし) に使う葉はこれ。
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恵庭岳登山口から支笏湖側に国道453号線を少し下ると,道路の案内標識があり,まっすぐ進むと知る人ぞ知る秘湯丸駒温泉がある。
ほかには何もない湖畔の一軒宿で,湖や対岸の風不死岳を見渡せる露天風呂がある。