伏美岳避難小屋から

2008年7月6日 天候 晴のち雨

登り
時間 行程 所要時間 累計時間
8時20分 登山口発
10時20分 伏美岳着 2時間00分  時間 分
下り
時間 行程 所要時間 累計時間
11時20分 伏美岳発
12時20分 登山口着 1時間00分  時間 分

伏美岳登山口

伏美岳登山口

  

伏美岳避難小屋から道なりに少し行くと大きな駐車場があり、登山口はその奥にある。

出発時は天気に恵まれ夏の日差しであった。

登山道は標識の右下に下りていく。

小さな沢を渡る

小さな沢を渡る

  

歩きだしてすぐに小さな沢があり丸太の橋を渡る。

1合目の標識

1合目の標識

  

はじめは樹林の中の登山道で傾斜は緩い。

まもなく1合目の標識がある。

山頂まで4.8kmとある。

5合目の標識

5合目の標識

  

しばらく急な尾根を登る。

相変わらず大木が多く遠くの景色はよく見えない。

5合目の標識で山頂まで1.6kmとある。

距離では既に3分の2ほど来たことになる。

カラマツソウ

カラマツソウ

  

伏美岳登山道のほとんどは笹が多くて植生は変化に乏しいが、7合目を過ぎた辺りから少しずつ高山植物も現れる。

カラマツソウは花の形がカラマツの葉のように見える。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

チシマヒョウタンボク

チシマヒョウタンボク

  

8合目ではチシマヒョウタンボクが見られた。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

9合目の標識

9合目の標識

  

9合目の標識で樹林帯を抜ける。

山頂まで残り400mとなる。

草と灌木の急斜面

草と灌木の急斜面

  

9合目を過ぎると草と灌木の急斜面となり、登山道の周りにも高山植物が増えてくる。

その上部はハイマツとなる。

ウコンウツギ

ウコンウツギ

  

ウコンウツギは高山の林内に生える落葉低木。

淡黄色の花の内部が赤褐色になっている。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウ

  

チシマノキンバイソウは高山の沢の源頭部などに咲く多年草。

5枚の大きな花弁のように見えるのは萼片で花弁は線状。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

エゾヒメクワガタ

エゾヒメクワガタ

  

山頂に近づくとエゾヒメクワガタが見られた。

北海道特産で高山の礫地などに見られる。

対生する葉も特徴。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

山頂に到着

山頂に到着

  

ハイマツ帯を抜けると山頂に到着。

周りは雲に覆われていた。

イワブクロ

イワブクロ

  

山頂の岩場にはイワブクロが咲いていた。

イワブクロの花冠にはたくさんの毛が見られる。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

ホシガラス

ホシガラス

  

山頂のハイマツの枝先にホシガラスがとまっていた。

ホシガラスは松の実を食べる。

テント場あり

テント場あり

  

伏美岳の山頂部は東西に長くなっており、中間より少し西側にテントを張れるスペースがある。

イソツツジ

イソツツジ

  

西側ピーク付近にはイソツツジが見られた。

イソツツジは高山の礫地などに生育する常緑小低木。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。

シマリス

シマリス

  

西側ピーク下の岩場にシマリスがいた。

人の存在をあまり気にしていないようだ。

  

日高の展望を期待してしばらく山頂で待ったが、空はだんだん暗くなり雨が降ってきた。

急いで下山。

大雨の中1時間で登山口に戻る。

  

左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。


TOPへ