伏美岳避難小屋から
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
8時20分 | 登山口発 | ||
10時20分 | 伏美岳着 | 2時間00分 | 時間 分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
11時20分 | 伏美岳発 | ||
12時20分 | 登山口着 | 1時間00分 | 時間 分 |
伏美岳登山口
伏美岳避難小屋から道なりに少し行くと大きな駐車場があり、登山口はその奥にある。
出発時は天気に恵まれ夏の日差しであった。
登山道は標識の右下に下りていく。
小さな沢を渡る
歩きだしてすぐに小さな沢があり丸太の橋を渡る。
1合目の標識
はじめは樹林の中の登山道で傾斜は緩い。
まもなく1合目の標識がある。
山頂まで4.8kmとある。
5合目の標識
しばらく急な尾根を登る。
相変わらず大木が多く遠くの景色はよく見えない。
5合目の標識で山頂まで1.6kmとある。
距離では既に3分の2ほど来たことになる。
伏美岳登山道のほとんどは笹が多くて植生は変化に乏しいが、7合目を過ぎた辺りから少しずつ高山植物も現れる。
カラマツソウは花の形がカラマツの葉のように見える。
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8合目ではチシマヒョウタンボクが見られた。
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9合目の標識
9合目の標識で樹林帯を抜ける。
山頂まで残り400mとなる。
草と灌木の急斜面
9合目を過ぎると草と灌木の急斜面となり、登山道の周りにも高山植物が増えてくる。
その上部はハイマツとなる。
ウコンウツギは高山の林内に生える落葉低木。
淡黄色の花の内部が赤褐色になっている。
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チシマノキンバイソウは高山の沢の源頭部などに咲く多年草。
5枚の大きな花弁のように見えるのは萼片で花弁は線状。
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山頂に近づくとエゾヒメクワガタが見られた。
北海道特産で高山の礫地などに見られる。
対生する葉も特徴。
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山頂に到着
ハイマツ帯を抜けると山頂に到着。
周りは雲に覆われていた。
山頂の岩場にはイワブクロが咲いていた。
イワブクロの花冠にはたくさんの毛が見られる。
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ホシガラス
山頂のハイマツの枝先にホシガラスがとまっていた。
ホシガラスは松の実を食べる。
テント場あり
伏美岳の山頂部は東西に長くなっており、中間より少し西側にテントを張れるスペースがある。
西側ピーク付近にはイソツツジが見られた。
イソツツジは高山の礫地などに生育する常緑小低木。
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西側ピーク下の岩場にシマリスがいた。
人の存在をあまり気にしていないようだ。
日高の展望を期待してしばらく山頂で待ったが、空はだんだん暗くなり雨が降ってきた。
急いで下山。
大雨の中1時間で登山口に戻る。
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