伏美岳避難小屋から
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
7時55分 | 登山口発 | ||
9時50分 | 伏美岳着 | 1時間55分 | 1時間55分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
12時00分 | 伏美岳発 | ||
13時15分 | 登山口着 | 1時間15分 | 1時間15分 |
伏美岳登山口
大きな駐車場があり駐車に困ることは無い。
登山口はその駐車場の奥にある。
看板と入林届の箱があり,その右側から入る。
ノリウツギ
広葉樹の林の中をジグを切りながら進む。
30分ほど登ったが見晴らしはあまり良くない。
登山道の周りにはアジサイの仲間のノリウツギが見られた。
シラネアオイ
伏美岳の登山道はところどころで花は咲いているが,控え目であまり目立たない。
山頂に近付くとシラネアオイが多くなる。
ムラサキヤシオツツジは葉が出ないうちに大きなピンクの花をつける。
地域にもよるが6月の早い時期には咲きはじめる。
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ウラジロナナカマドはバラ科の落葉低木で,秋になると赤い果実を付け紅葉が美しい。
6月頃から白い花をつける。
ウラジロは葉の裏が白いから。
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ウコンウツギ
山頂付近ではウコンウツギも見られた。
ウコンの名前は花の黄色からきているが,花の内部は微妙に橙色を帯びている。
タカネザクラは花期が長く夏になっても咲いているものがある。
樹高が2〜3mのものが多く,花の先が浅く二つに割れている。
花柄や葉柄に毛があるものはチシマザクラと呼ばれている。
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シラネアオイをアップで撮影。
大きな淡紫色の花だが,4枚の花弁に見える部分は咢片である。
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南西の方向に尾根続きの妙敷山があり,その向こうにはどっしりとした姿の十勝幌尻岳が見えている。
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南側正面に見えているのは札内岳とエサオマントッタベツ岳で,まだ沢筋に雪渓が残っている。
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エサオマントッタベツ岳を少しアップに。
北カールと北東カールに大きく雪渓が残っている。
東側の稜線上にカムイエクウチカウシ山が頭をのぞかせている。
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札内岳を大きくクローズアップ。
右側にコイカクシュサツナイ岳とヤオロマップ岳が見えている。
札内岳には夏道は無く沢を詰めるほかない。
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すぐ西隣はピパイロ岳である。
目と鼻の先のように見えるが,距離は3kmを少し超える。
登山道ははっきりしているものの,伏美岳の登山道に比べるとかん木が道を覆っている箇所もあり,やや歩きずらい。
西の肩まで700mほどで,ほとんど標高差がない台形状をしている。
山頂のすぐ右側にうっすらと1967峰の頂上が見えている。
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ピパイロ岳の左側奥には北戸蔦別岳と戸蔦別岳が続く。
中央に見える1881m峰の両サイドにトッタベツカールがある。
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戸蔦別岳は標高1959mあり,日高では幌尻岳,カムイエクウチカウシ山,1967峰の次に標高が高い。
尖頭形で急斜面に見えるが,北戸蔦別岳方向からは意外と楽に登れる。
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戸蔦別岳の左奥には日高の最高峰(標高2052.8m)幌尻岳が見える。
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幌尻岳は主稜線から離れており,やや独立峰的な位置にある。
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標高1803mの尖がりの右側遠方にイドンナップ岳が見えている。
今日はやや雲が多い一日だったが,北日高の展望台である伏美岳からの眺望を堪能することができた。
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登山口まで下りてきて駐車場に出ると,エゾシカ数頭がすぐ近くに居てしばらくこちら側を見ていた。
あまり驚いた様子もなくゆっくりと林の中に入っていった。
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