定山渓天狗岳（1144.9m）

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天狗小屋を出発

札幌から豊羽鉱山に向かい、白井二股手前で右折して橋を渡ると天狗小屋があり、数台の駐車スペースがある。

小屋に向かって左の林道を行くと余市岳に至る。

今回はここから歩いたが登山口まで車で入ることができる。

登山口の標識

白井川に沿った林道を２ｋｍほど下ると天狗岳入口と書かれた立派な標識がある。

ここからうす暗い森の中にに入る。

沢を渡る

歩き始めてすぐに小さな沢を渡る。

暗い森の中で熊のコースの名前もあり気味が悪い。

右手に滝

沢沿いの道を３０分ほど行くと右手に滝が見えてくる。

滝の横を高巻く

小さな滝の右横を高巻くように進む。

道は急だが危険というほどではない。

正面に岩壁

急な涸れ沢状の道を登っていくと、正面の木の間越しに岩壁が見えてくる。

モイワシャジン

岩壁が見えてくると周りに高山植物が現れ始める。

まずモイワシャジンが目に入った。

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徐々に岩壁に迫る

徐々に頂上に近づいて右側に岩壁が迫ってくる。

ここを少し左に回り込むようにコル側に進む。

急斜面を登る

コルから岩壁側に向かう。

岩壁に近づき登山道の傾斜がきつくなる。

少し土が軟らかくて滑る。

超急な岩溝にロープ

正面に急な岩溝が現れる。

垂直に近いような急斜面だ。

ロープが２本備え付けてある。

岩溝を登り切ると大きな岩

岩溝を登り切ったところに大きな岩があり、そこから木が生えている。

まもなく頂上である。

この後は特に危険な場所は無い。

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頂上の周りには灌木や草花

頂上は岩が露出しているが意外に平坦な場所だ。

周りには灌木や草花が生えている。

白く見える花はモイワシャジンだ。

ミヤマアキノキリンソウ

山頂にはモイワシャジンが多いが、それに混ざってミヤマアキノキリンソウも咲いていた。

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東側にさっぽろ湖

東側の眼下にさっぽろ湖が見える。

発電用などに使われる多目的ダムだ。

湖の対岸に小樽方面へ向かう道路がある。

南西方向に無意根山

南西方向に無意根山が見えているが、あまり見慣れない形だ。

方向的には千尺高地辺りが見えているはずだ。

無意根の右手には羊蹄山があるはずだが今日は雲で良く見えない。

モザイク状の笹原と森林

南側の眼下には笹原の中の森林がモザイク状に見えている。

柔らかそうな絨毯のように見える。

大岩の傍からロープで下山開始

再び大岩まで下りて傍のロープで岩溝を下山を開始。

上から見てもやはり急だ。

サンカヨウの実

岩溝を下りた地点にサンカヨウの実が成っていた。

甘酸っぱい味がするらしい。

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二峰

コルから二峰を見上げる。

定山渓天狗岳には三つの頂がある。

これは真ん中の頂だ。

余市岳

少し視線を左に向けると余市岳が見える。

饅頭型のどっしりした山容だ。

タカネナデシコ

沢に向かって下る斜面にはいろいろな花が見られる。

このタカネナデシコはしっかり育って形が良い。

エゾカワラナデシコのようでもあるが、生えている場所からタカネナデシコであろう。

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エゾアジサイ

沢まで下りて森林の中に入るとエゾアジサイが増えてくる。

水色の飾り花がきれいだ。

この後沢沿いの登山道を下山し天狗小屋まで歩く。

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