オンネトー〜雌阿寒岳〜阿寒富士〜オンネトー

標高差846m 獲得標高差1061m

歩行距離11.7km

2011年6月26日 天候 晴(ガスで遠方は良く見えず)

登り
時間 行程 所要時間 累計時間
5時25分 オンネトー発
7時25分 雌阿寒岳着 2時間00分 2時間00分
8時00分 雌阿寒岳発
8時40分 阿寒富士着 0時間40分 2時間40分
下り
時間 行程 所要時間 累計時間
9時05分 阿寒富士発
   
   
11時05分 オンネトー着 2時間00分 2時間00分

登山口

登山口

  

オンネトー奥の駐車場で車中泊し早朝5時過ぎに出発した。

登山口はオンネトーキャンプ場の駐車場の中ほど右側にある。

ポストで記帳して登山開始。

林の中を進む

林の中を進む

  

はじめのうちは薄暗い林の中を進む。

入山者数を自動カウント

入山者数を自動カウント

  

登山口から数百m進むと登山者数を自動でカウントする装置が設置してある。

  

丸太の階段

丸太の階段

  

カウンターを過ぎるとすぐに丸太の階段が現れる。

きれいに整備されているが少し登りずらい。

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナ

  

標高の低いうちはゴゼンタチバナの群生がよく見られた。

白い花弁のように見える部分は苞で花はその内側にあるらしい。

  

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ミヤマハンショウヅル

ミヤマハンショウヅル

  

ミヤマハンショウヅルは高山の礫地や林の縁などに生育するつる性の植物。

  

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ポンマチ火口下観測局

ポンマチ火口下観測局

  

雌阿寒岳火山噴火警戒避難対策事業としてポンマチネシリ火口の噴火活動を観測している。

  

ポンマチネシリは雌阿寒岳のことであり、マチネシリはアイヌ語でマチネ(女の)シリ(山)の意味

ポンはアイヌ語で小さいという意味だが、1番標高の高い雌阿寒岳がポンマチネシリというのも意外な感じ

何かほかの意味があるのかも

  

ポンマチネシリ火口は青沼の南側に位置し、当日も白い噴煙を上げていた。

5合目

5合目

  

5合目の標識と横に火山活動への注意喚起の看板

イソツツジ

イソツツジ

  

5合目を過ぎたあたりからイソツツジが見られるようになった。

ハイマツとイソツツジが高山の雰囲気を感じさせる。

  

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ヒグマの爪痕

ヒグマの爪痕

  

木の皮がヒグマに剥がされていた(多分)

6合目

6合目

  

6合目で樹林限界を超えて一気に視界が開ける。

オンネトー

オンネトー

  

振りかえるとオンネトーが淡いエメラルド色に見えた。

雌阿寒岳からはオンネトー全体は見えない。

  

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阿寒富士

阿寒富士

  

進行方向右手には阿寒富士の雄大な姿が迫る。

火山灰の斜面にモザイク状にハイマツなどがある。

  

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7合目

7合目

  

阿寒富士をバックに7合目の標識

  

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メアカンキンバイ

メアカンキンバイ

  

礫地のところどころにメアカンキンバイが咲いていた。

  

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8合目

8合目

  

この辺りはどこを歩いても頂上に行けそうだが、地形にあまり特徴がなく、ガスなどで見通しがが利かないときには注意を要する。

登山道は国土地理院の地図とは若干違っていてコルへは行かないで、沢状の地形に沿って踏み跡がついており、そのほうが雌阿寒岳頂上には近い。

阿寒富士

阿寒富士

  

8合目からの阿寒富士は独立峰的に見えて形も良い。

典型的なコニーデ型で富士山のようだ。

  

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ポンマチネシリ火口の噴煙

ポンマチネシリ火口の噴煙

  

9合目にかけて登山道の先にポンマチネシリ火口の噴煙が見えている。

頂上は近い。

青沼

青沼

  

火口壁に到着

火口の中には神秘的な色を見せる青沼

  

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山頂

山頂

  

火口壁の北側にちょっとせりでた感じで山頂がある。

  

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山頂に到着

山頂に到着

  

火口壁をたどってまもなく山頂に到着(標高1499m)

山頂から阿寒富士方面

山頂から阿寒富士方面

  

火口の中は右側が深く切れ込んでいて底には赤沼がある。

底まで200mくらいある。

  

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中マチネシリ火口の噴煙と雄阿寒岳

中マチネシリ火口の噴煙と雄阿寒岳

  

北東側に目を向けると阿寒湖の右側に雄阿寒岳が薄らと見えている。

雄阿寒岳はアイヌ語でピンネ(男の)シリ(山)という。

手前の噴煙は中マチネシリ火口からのもの

  

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雄阿寒岳をアップ

雄阿寒岳をアップ

  

レンズを望遠に換えて雄阿寒岳をアップ

EF70−200の70mmで撮影

EF−S15−85より切れ味が良い感じ

  

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青沼をアップ

青沼をアップ

  

望遠で青沼もアップ

  

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青沼とポンマチネシリ火口の噴煙と阿寒富士

青沼とポンマチネシリ火口の噴煙と阿寒富士

  

青沼とポンマチネシリ火口の噴煙で一部が見えない阿寒富士

写真では火口の深さをあまり感じないが、頂上と青沼の水面の標高差は120m近くある。

  

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ミネズオウ

ミネズオウ

  

阿寒富士と雌阿寒岳のコルにミネズオウが見られた。

岩礫地に良く生える。

花は数mmと小さく目立たない。

  

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阿寒富士山頂

阿寒富士山頂

  

阿寒富士山頂に到着(標高1475.8m)

登山道は火山灰が多く足元が安定しない。

急な斜面をジグザグに登る。

山頂には一等三角点がある。

山頂南側の岩尾根

山頂南側の岩尾根

  

山頂部は南側に延びていて先まで行ける。

東側は大きくえぐれている。

写真では岩礫しか見えないが、所々にコマクサなどの高山植物が見られる。

  

阿寒富士からの雌阿寒岳

阿寒富士からの雌阿寒岳

  

阿寒富士山頂からの雌阿寒岳の眺め

山肌に横切る登山道が薄らと見える。

右側にマチネシリ(剣ヶ峰)が小さく見える。

  

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雌阿寒岳山頂とポンマチ火口の噴煙

雌阿寒岳山頂とポンマチ火口の噴煙

  

雌阿寒岳山頂とポンマチ火口の噴煙を少しアップ

  

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マチネシリ(剣ヶ峰)

マチネシリ(剣ヶ峰)

  

マチネシリ(剣ヶ峰)をアップ

山腹の右側には阿寒湖畔からの登山道が見え、頂上へも踏み跡が見える。

  

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雌阿寒岳山頂に登山者

雌阿寒岳山頂に登山者

  

雌阿寒岳山頂に数人の登山者が居るのが見える。

向かって一番左は山頂標識で横に登山者が座っているようだ。

  

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モザイク状の植生

モザイク状の植生

  

雌阿寒岳の山腹にモザイク状の植生が見える。

ハイマツがほとんどだが周りにミネズオウやコマクサなどがある。

斜めに登山道が横切っているのが見える。

  

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メアカンフスマ

メアカンフスマ

  

阿寒富士山頂にメアカンフスマが咲いていた。

まだつぼみが多くこれからシーズンを迎えるのだろう。

  

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コマクサ

コマクサ

  

阿寒富士山頂にはコマクサも咲いていた。

まだ咲きはじめの感じでコルに比べると若干遅れ気味

  

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メアカンキンバイ

メアカンキンバイ

  

コルのメアカンキンバイ

メアカンキンバイもまだつぼみが多かった。

  

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コルのコマクサ

コルのコマクサ

  

コルのコマクサはだいたいこんな感じでちょうど見ごろであった。

コルにはいたるところでコマクサが見られた。

  

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断崖にミネズオウ

断崖にミネズオウ

  

切り立った断崖にミネズオウが這うように咲いている。

コルにはミネズオウも多い。

  

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オンネトー

オンネトー

  

コルから見たオンネトー

全体は見えない。

阿寒富士の山頂で写しておけばよかった。

  

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一輪のメアカンキンバイ

一輪のメアカンキンバイ

  

一輪のメアカンキンバイにアブラムシ?

  

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ハイマツのトンネル

ハイマツのトンネル

  

ハイマツのトンネルをくぐって下山へ

  

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