伏美岳→ピパイロ岳→1967峰→1922m点→1967峰→

ピパイロ岳(泊)→伏美岳

2008年7月26日〜27日 天候 快晴(26日)→快晴(27日)

伏美岳登山口→1967峰(26日)
時間 行程 所要時間 累計時間
4時40分 伏美岳登山口発
7時10分 伏美岳着 2時間30分 2時間30分
7時30分 伏美岳発
10時00分 ピパイロ岳東肩着 2時間30分 5時間00分
11時00分 ピパイロ岳東肩発
11時05分 ピパイロ岳着 0時間05分 5時間05分
11時20分 ピパイロ岳発
12時40分 1967峰着 1時間20分 6時間25分
1967峰⇔1922m点(26日)
時間 行程 所要時間 累計時間
12時45分 1967峰発
13時30分 1922m点着 0時間45分 0時間45分
13時40分 1922m点発
14時30分 1967峰着 0時間50分 1時間35分
1967峰→ピパイロ岳東肩(26日)
時間 行程 所要時間 累計時間
14時40分 1967峰発
15時25分 ピパイロ岳西肩着 0時間45分 0時間45分
15時35分 ピパイロ岳西肩発
15時55分 ピパイロ岳東肩着 0時間20分 1時間05分
  ピパイロ岳東肩泊
       
ピパイロ岳→伏美岳登山口(27日)
時間 行程 所要時間 累計時間
6時50分 ピパイロ岳発
8時50分 伏美岳着 2時間00分 2時間00分
9時10分 伏美岳発
10時40分 伏美岳登山口着 1時間30分 3時間30分
   
       

天頂に下弦の月

天頂に下弦の月

  

伏美岳避難小屋に前泊して4時に起床。

天気は快晴で天頂には下弦の月が見えている。

4時40分に登山口を出発

荷物は20kg以上あるが体調万全で足取りは軽い。

クルマユリ

クルマユリ

  

伏美岳は花の種類が少ないが、8合目を過ぎた辺りでクルマユリが一輪だけ咲いていた。

  

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標高1200m以下は雲海の中

標高1200m以下は雲海の中

  

上空は快晴だが山裾は雲海に覆われている。

9合目付近から北側の展望は、左端に芽室岳が見えており、山頂から延びる尾根の向こうには右からウペペサンケ山、ニペソツ山、石狩連峰などが雲海上に頭を出している。

コウメバチソウ

コウメバチソウ

  

伏美岳は9合目を過ぎると大きな樹木がなくなり、頂上にかけて花の種類が多くなる。

登山道のまわりにはコウメバチソウが見られた。

  

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南側の展望が開ける

南側の展望が開ける

  

頂上への最後の登りで徐々に南側の展望が開けてくる。

左側すぐ隣に妙敷山が見え、正面に札内岳、妙敷山の向こう十勝幌尻岳が見える。

エゾニュウ

エゾニュウ

  

頂上付近のハイマツの中にエゾニュウのつぼみが見られた。

アマニュウと似ているが、エゾニュウは茎が太く先が枝分かれしていない。

  

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伏美岳山頂に到着

伏美岳山頂に到着

  

ハイマツの林を抜けると伏美岳山頂に出る。

山頂からは幌尻岳などの北日高の山々を一望できる。

南西方向の眺め

南西方向の眺め

  

右側の戸蔦別岳から連なる主稜線が神威岳を経由して左のエサオマントッタベツ岳へと続いているのがわかる。

主稜線の少し奥に外れて日高の主峰幌尻岳が見える。

写真中央奥にはイドンナップ岳、神威岳の奥にはナメワッカ岳の頂上部が見えている。

  

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北側の眺め

北側の眺め

  

北側にはなだらかな芽室岳と芽室西峰があり、そのはるか遠方の雲海上にもいくつかの山波が見える。

芽室西峰の左には十勝連峰のオプタテシケ山、西峰と芽室岳の間には旭岳、トムラウシ山、忠別岳などがあり、芽室岳の右側には石狩連峰、ニペソツ山、円山、ウペペサンケ山などが見える

  

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十勝幌尻岳

十勝幌尻岳

  

南東方向には妙敷山の向こうに十勝幌尻岳が見えている。

朝早いと陰影がはっきりしたコントラストの高い映像になるようだ。

  

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エサオマントッタベツ岳

エサオマントッタベツ岳

  

真南にはエサオマントッタベツ岳のカール地形が目につく。

北東カールの左上に日高第二の高峰カムイエクウチカウシ山の山頂が見える。

さらに奥の1839峰も見えている。

  

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戸蔦別岳と幌尻岳

戸蔦別岳と幌尻岳

  

主稜線の向こうにどっしりとした山容の幌尻岳が見える。

手前右にはそれとは対照的に鋭角な山頂部を持つ戸蔦別岳がある。

  

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ピパイロ岳

ピパイロ岳

  

伏美岳山頂は東西に細長くなっており、その先にこれから向かうピパイロ岳が見えている。

ピパイロ岳の先には1967峰があるが、ピパイロの山頂稜線と重なっていて分かりずらい。

  

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最低コル手前からのピパイロ岳

最低コル手前からのピパイロ岳

  

伏美岳からピパイロ岳へのコースは樹林の尾根上にあり、見通しがあまり良くない。

登山道ははっきりしているが木の根などでやや歩きずらい。

かなりのアップダウンで距離も3km以上あり、重量物を持つとけっこうきつい。

ここは中間地点を少し過ぎた最低コル手前の下り斜面で、ピパイロ岳の山頂部が見えている。

最低コル地点

最低コル地点

  

最低コル地点に到着。

右側に行くと水場があるようだ。

左にはテントを張れるスペースがある。

最低コル横のテン場

最低コル横のテン場

  

最低コル地点のピパイロ岳に向かってすぐ左隣にテン場がある。

林の中であまり気持ちは良くない。

ハクサンチドリ

ハクサンチドリ

  

最低コルを過ぎて起伏をひとつ越えるとあとは標高差400m近いピパイロ岳山頂へのつらい登りが続くが、途中の斜面に湿性のお花畑が広がる。

花の数はあまり多くないが、まずハクサンチドリが目についた。

  

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チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウ

  

チシマノキンバイソウも見られた。

  

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伏美岳が遠くに見える

伏美岳が遠くに見える

  

ここはお花畑と言っても雑草が多いのがわかる。

うしろを振り返ると伏美岳が遠くに見えている。

トカチフウロ

トカチフウロ

  

トカチフウロはチシマフウロの仲間で大雪や日高で見られる。

色が白く紫色の脈が目立つ。

  

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アオノツガザクラのつぼみ

アオノツガザクラのつぼみ

  

まだ花は咲いていないが、この辺りはアオノツガザクラが多い。

  

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ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナ

  

ピパイロ岳の東肩にさしかかると、ゴゼンタチバナがハイマツの傍に群落になって咲いていた。

  

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ピパイロ岳山頂を見上げる

ピパイロ岳山頂を見上げる

  

ピパイロ岳の東肩から山頂部を見上げる。

ここからはハイマツか低い灌木しかないので見晴らしがたいへん良い。

頂上直下に小さな平坦地があり、そこにテントを張ってから出発する。

ピパイロ岳山頂に到着

ピパイロ岳山頂に到着

  

東肩からハイマツの急斜面を登り切ると山頂だ。

山頂は少しガスがかかっていた。

1967峰

1967峰

  

ガスが晴れて1967峰の姿が現れる。

日高第三の高峰だが、この山についてはガイドブックにはほとんど載っていない。

  

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東西に長いピパイロ岳の山頂部

東西に長いピパイロ岳の山頂部

  

ピパイロ岳の山頂部は東西に600m以上続いており、両サイドは深く切れ落ちている。

アップダウンはほとんどないが幅が狭いため通過に気を使う場所がある。

急な岩場を下る

急な岩場を下る

  

頂上部の中間地点を過ぎた辺りで、頂上部をそのまま進むことができず、急な岩場を少し下って側面を横切る個所がある。

岩にへばりつきながら2〜3m下る。

岩場の側面を通過

岩場の側面を通過

  

見た感じはほとんど垂直に近いが、実際の斜度は60度くらいだと思われる。

落差500m以上あり、足場が狭く、つかまる樹木も無いので恐怖感がある。

大きなザックを背負っている場合は安定に注意を要する。

チシマギキョウ

チシマギキョウ

  

こんな危険な場所もあるが高山植物も見られる。

急な崖の岩場に張り付くようにチシマギキョウが咲いていた。

チシマギキョウはイワギキョウに比べて青色が濃く花の内部に毛があるのですぐわかる。

  

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オオイワツメクサ

オオイワツメクサ

  

オオイワツメクサも同様の場所で見られた。

エゾイワツメクサと似ているがこちらの方がやや大きいようだ。

  

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再び山頂稜線に出る

再び山頂稜線に出る

  

岩場の側面を通過して再び山頂稜線に出た。

すぐ先にピパイロ岳西の肩(標高1911m)が見える。

エゾツツジ

エゾツツジ

  

稜線上の岩場にエゾツツジが咲いていた。

エゾツツジは高山の岩礫地に多く、強風に耐えられるように草丈が低い。

  

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ウラシマツツジ

ウラシマツツジ

  

ウラシマツツジも高山の岩場などに生育する小低木で、花は葉が開く前に咲く。

名前の由来は葉の裏面に細かい網目状の縞模様が見えることからきている。

  

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ピパイロ岳西の肩から

ピパイロ岳西の肩から

  

ピパイロ岳西の肩に到着。

正面に1967峰が見えるはずだがガスに隠れている。

稜線上に1967峰へ向かう登山道がある。

はじめ岩混じりの登山道は歩きやすいが、ところどころでハイマツの藪こぎがある。

ひとつ目のテン場

ひとつ目のテン場

  

下り始めてすぐに登山道から少し(数m)北側に外れてテントを張れそうな場所がある。

ここはハイマツなどの樹高も低く遮るものが少ないので見晴らしが良い。

登山道の中にチングルマの群落

登山道の中にチングルマの群落

  

ひとつ目のテン場を過ぎるとすぐに登山道の中央にチングルマの小さな群落があった。

その横にもテントを張るにはやや狭いが平坦地がある。

ふたつ目のテン場

ふたつ目のテン場

  

下り始めて10分ほどでコブ手前のコル状の平坦地に出る。

ここにもテントを張るスペースがある。

この先はコブの北側をトラバース気味に進む。

チロロ岳

チロロ岳

  

進行方向右手前方にチロロ岳が良く見える。

チロロ岳とチロロ西峰の境目の沢筋がはっきりと見える。

ピパイロ岳と1967峰間の最低コル

ピパイロ岳と1967峰間の最低コル

  

ピパイロ岳西肩から歩き始めて30分ほどで最低コルに到着。

ここには十分なテントスペースがある。

まわりを程良くハイマツなどが囲んでおり防風効果もありそうだ。

ただ近くの登山道で熊の糞を見ている。

最低コルから正面に1967峰

最低コルから正面に1967峰

  

最低コルから正面に1967峰が立ちはだかる。

ここからの標高差は180mほどで頂上はすぐそこだ。

ピパイロ岳を振り返る

ピパイロ岳を振り返る

  

1967峰への登り始めはハイマツの中だが、すぐに南側が切れ落ちた岩混じりの斜面に変わる。

そこからピパイロ岳方向を振り返ると途中のコブがずいぶんと高く見える。

1967峰南斜面のお花畑

1967峰南斜面のお花畑

  

1967峰への登り後半はかなりの急斜面になる。

ジグを切りながら登る急斜面にはいろいろな花が見られる。

エゾウサギギク

エゾウサギギク

  

南斜面で日当たりが良いせいかチングルマは既に花が枯れている。

エゾウサギギクはちょうど見ごろだ。

  

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1967峰到着

1967峰到着

  

山頂に到着したがしっかりした山頂標識はない。

1967峰と書かれた看板が岩の間に置かれているだけだった。

1967峰からピパイロ岳を望む

1967峰からピパイロ岳を望む

  

1967峰山頂からピパイロ岳を望む。

こちらから見ても台形状に見える。

1967峰の山頂部

1967峰の山頂部

  

1967峰の山頂部はピークからいったん南方向に稜線が延びており、その先は西側に向かう。

北西側は急な崖になっている。

山頂のテン場

山頂のテン場

  

山頂から少し南側へ下りた地点に絶好のテン場がある。

尾根の南側に1.5mほど下りた地点に誰かが整備したのかテント一張り分の平坦地がある。

北風が直にあたらず見晴らしもたいへん良い。

南西方向に延びる険しい尾根

南西方向に延びる険しい尾根

  

テン場の位置から南西方向に険しい尾根が続く。

ただ南側斜面はそれほど急でもないので危険な感じはしない。

急な階段

急な階段

  

険しい尾根のあとは急な階段を下る。

急だが両サイドを岩で挟まれるような形になっていて階段状に岩があり、難なく下りられる。

尾根の南側面を巻く

尾根の南側面を巻く

  

階段を下ったあとはアップダウンが少なく極めて歩きやすい登山道となる。

地理院地図の標高1904m点付近は尾根の南側を巻くように登山道がある。

左前方に戸蔦別岳

左前方に戸蔦別岳

  

少しガスが上がってきて左前方に戸蔦別岳が見えてきた。

幌尻岳はまだガスの中だ。

標高1922mピーク

標高1922mピーク

  

前方のピークは地図上で標高1922m程度を示しており、このあたりでは名前がついていない地点としては最も高い。

北戸蔦別岳から戸蔦別岳へと続く主稜線

北戸蔦別岳から戸蔦別岳へと続く主稜線

  

標高1922m地点から戸蔦別岳方面へ続く主稜線を望む。

手前のピークは地図上には1856m表示がある。

北戸蔦別岳はすぐそこに見えるが、現在時刻13時30分で、ピパイロ岳東肩のテントまで戻ることを考えると、これより先に進むのは厳しい。

北戸蔦別岳

北戸蔦別岳

  

北戸蔦別岳はここから道のりで2km弱の位置にある。

標高はこちらの方が10m程高い。

  

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戸蔦別岳

戸蔦別岳

  

北戸蔦別岳から標高1881mピークを経由して戸蔦別岳に至る。

1881m地点には幌尻山荘からの登山道が合流する。

背後に日高の主峰幌尻岳が見えている。

  

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振り返ると1967峰とピパイロ岳

振り返ると1967峰とピパイロ岳

  

振り返ると1967峰とピパイロ岳が並んで見える。

良く見ると山肌・色合いがかなり異なる。

  

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チロロ岳

チロロ岳

  

1967峰の左奥にはチロロ岳が見える。

  

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標高1922mピークから1967峰に向かう

標高1922mピークから1967峰に向かう

  

1967峰に向かって来た道を引き返す。

標高差があまり無い尾根上の登山道を進む。

遮るものが無く見晴らしが良い。

意外と携帯も通じる。

標高1910mの平坦地

標高1910mの平坦地

  

標高1922mピークから1967峰に向かって300mほど進んだところに岩に囲まれた平坦な場所がある。

ここにもテントを張れそうだ。

北側は岩があるため風を防いでくれそうだ。

1967峰

1967峰

  

西側の尾根から1967峰を見上げる。

近づくにつれて山頂部が険しい岩塔状に見える。

登山道は右側の岩塔の内側に向かって続いている。

  

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1967峰山頂に戻る

1967峰山頂に戻る

  

登山道は急峻に見えるが意外と容易に山頂に到着する。

山頂からは十勝幌尻岳や札内岳方面に雲が湧きあがってきているのが見える。

東側急斜面を下る

東側急斜面を下る

  

1967峰からの下りはかなりの急斜面だ。

尾根筋よりやや南側の斜面をジグを切りながら下りる。

見上げると西側からとは違う表情を見せる。

1967峰を見上げる

1967峰を見上げる

  

最低コル手前の尾根から1967峰を見上げる。

東側からはどっしりした感じに見える。

  

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ピパイロ岳西肩に戻る

ピパイロ岳西肩に戻る

  

1967峰から約45分でピパイロ岳西肩まで帰って来た。

振り返ると1967峰までの尾根とその先に続く山波が見える。

ピパイロ岳山頂に戻る

ピパイロ岳山頂に戻る

  

西肩から20分程でピパイロ岳山頂に戻る。

西肩に続くピパイロ岳山頂部の形状が分かる。

戸蔦別岳方面の稜線

戸蔦別岳方面の稜線

  

ピパイロ岳から戸蔦別岳方面を眺めると、早朝に伏美岳から見た感じと少し違って見える。

戸蔦別岳と幌尻岳がより近づいて重なり合うように見える。

  

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戸蔦別岳と幌尻岳

戸蔦別岳と幌尻岳

  

朝、伏美岳から見たときはほぼ正面からの日差しであったが、今度は右斜め方向からやや逆光になっている。

濃い緑色が印象的だ。

  

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エサオマントッタベツ岳

エサオマントッタベツ岳

  

ピパイロ岳から眺めたエサオマントッタベツ岳は伏美岳より西側から見ることになるため北カールがよく見える。

エサオマンの左手前の山は神威岳である。

右奥に雲が見えるが、そこにカムイエクウチカウシ山が隠れている。

  

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伏美岳と妙敷山

伏美岳と妙敷山

  

ピパイロ岳から東の肩越しに伏美岳と妙敷山が見える。

伏美岳側にハイマツの急坂を下りると尾根の傾斜が緩くなっており、東の肩と言われている。

急坂を下りた地点にオレンジ色のテントが見えている。

今日はここで1泊する。

  

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3時過ぎに起床

3時過ぎに起床

  

東の空は朝焼けで地平線が赤く染まっている。

足元はまだ暗いがピパイロ岳山頂まで登る。

東の方向には伏美岳と妙敷山がシルエットで見えている。

東北東の方向が徐々に明るく

東北東の方向が徐々に明るく

  

東北東の方向が徐々に明るくなってきた。

雲海の中に剣山が見えている。

その上の地平線上には雌阿寒岳と阿寒富士が見える。

直線距離で120km以上もある。

ご来光

ご来光

  

4時過ぎに阿寒富士の右側から太陽が昇り始めた。

ピパイロ岳山頂でのご来光である。

  

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朝陽に染まる1967峰

朝陽に染まる1967峰

  

1967峰から続く山波が朝陽に赤く染まっている。

良く見ると山腹にピパイロ岳の影が見える。

  

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トッタベツカールも赤く染まっている

トッタベツカールも赤く染まっている

  

北戸蔦別岳から戸蔦別岳にかけてのトッタベツカールも朝陽に赤く染まっている。

  

徐々に明るくなる北日高の山々を後に7時前に下山開始。

荷物もかなり軽くなっており、3時間半ほどで伏美岳登山口に着いた。

  

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