十六ノ沢コース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
8時40分 | 登山口発 | ||
10時00分 | 天狗のコル着 | 1時間20分 | 1時間20分 |
10時00分 | 天狗のコル発 | ||
10時45分 | 前天狗着 | 0時間45分 | 2時間05分 |
10時50分 | 前天狗発 | ||
11時50分 | ニペソツ山着 | 1時間00分 | 3時間05分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
12時35分 | ニペソツ山発 | ||
15時15分 | 登山口着 | 2時間40分 | |
十六ノ沢を渡る
登山口へは帯広方面から国道237号線を北上し、十勝三俣の手前で左折して音更川沿いを進む。
十六ノ沢川に架かる橋を渡るとすぐに石狩岳登山口に向かう道との三差路がある。
左手の道に入り、十六ノ沢川沿いに6kmほど進むと杉沢出合の登山口に着く。
まず十六ノ沢に架かる丸太の橋を渡って尾根に取りつく。
はじめのうちは暗い針葉樹の森の中を進む。
標高1484m地点
登り始めて1時間ほどすると地図上の標高1484m地点となり、樹林が切れて周りの山が見え始める。
右手に小天狗から延びる尾根が見える。
前方左手に前天狗
前方左手には前天狗が見えてくる。
まだ登山道周辺は樹木が多く見通しは悪い。
小天狗横の岩場
小天狗への急登の後ほぼ垂直に切れた岩場がある。
注意してへばりつくように通過する。
前天狗とのコル
岩場を過ぎると前天狗との広めのコルに向かって少し下る。
コルは笹や小灌木が多いがダケカンバなどの広葉樹も見られる。
コルの笹原の中にところどころでエゾオヤマノリンドウが見られた。
エゾオヤマノリンドウは山地の湿った草地などに多い
開いた花はほとんど見たことがないが、ここのは少し開きかけていた。
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岩礫とハイマツの斜面
コルから前天狗に向かって灌木の中の登山道を登っていくと、徐々に見通しが良くなり、やがて岩礫とハイマツの斜面に出る。
北に石狩連峰を望む
登山道は途中でふたつに分かれ、左側のコースは幌加温泉コースが合流し前天狗の尾根上を通っている。
右側のコースは前天狗の北西斜面をトラバースするコースで北に石狩連峰が良く見える。
北西斜面を進む
前天狗北西斜面のなだらかな登山道を進む。
周りはシーズンは過ぎているがモザイク状にお花畑が広がっている。
涸れ沢状の斜面を登って前天狗の尾根に出ると突然ニペソツ山が姿を現す。
この迫力ある姿の出現はニペソツ山登山における最高のシチュエーションといえる。
天狗岳に向かう斜面のモザイク状のハイマツも美しい。
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前天狗頂上
前天狗の尾根に出ると右側に岩塊の頂上がある。
手前の建物はトイレか?
前天狗と天狗岳の間の広い稜線を通って天狗の尾根に出ると天狗岳の向こうにニペソツ山が見えている。
登山道は天狗岳の北西斜面に続いている。
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天狗岳の側面からニペソツ山とのコルに向かって細い尾根を100m以上も下る。
正面にはニペソツ山が雄大にそびえている。
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コルからニペソツ山を見上げると首が痛くなるほどの急峻な断崖になっている。
ここから頂上までは標高差が300mもある。
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崖際の急斜面から尾根へ
コルから崖際の胸突き八丁の急斜面を登り、頂上から標高で100mほどの位置で右側へトラバース気味に尾根に出る。
尾根に出ると斜面に高山植物が見られる。
紅葉したウラシマツツジの葉の中に黒い果実が見られた。
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山頂に到着
山頂には簡単な木製の標識があった。
あいにく小雨が降ってきた。
空はややうす暗くなってきたが、南東側のウペペサンケ山は良く見えている。
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天狗岳方面を眺める
山頂から天狗岳方面を見ると、右側(東側)が急峻に切れ落ちているのがわかる。
雨のためにやや霞んで見える。
北には石狩連峰
北に目を向けると少し離れて石狩連峰が連なる。
雨の中を下山開始
雨はさほど強くないが、天候は回復しそうもないので下山開始。