ペテガリ岳東尾根コース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
5時00分 | 登山口発 | ||
6時40分 | 1121mコブ着 | 1時間40分 | 1時間40分 |
6時40分 | 1121mコブ発 | ||
8時15分 | ポンヤオロマップ岳着 | 1時間35分 | 3時間15分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
9時45分 | ポンヤオロマップ岳発 | ||
時 分 | 着 | 時間 分 | 時間 分 |
時 分 | 発 | ||
12時30分 | 登山口着 | 2時間45分 | 2時間45分 |
登山口
昨日遅くに登山口まで来て車中泊した。
帯広から国道236号線を南下し、中札内道の駅を過ぎてすぐに道道55号線に右折する。
上札内で左折し拓進の集落を過ぎた辺りで右折して林道に入る。
街灯や標識がほとんど無いため、夜間は林道への入り口がたいへん分かりづらい。
歴舟川を渡ったところで林道は二股になり左側へ進む。
その後はずっとポンヤオロマップ川沿いを進むことになる。
何回か川を横断して行き止まりになり登山口である。
真っ暗闇で周りは何も見えない。
3時間ほど寝て朝5時頃に出発した。
標識にはポンヤオロマップ岳まで6km、ペテガリ岳まで14kmと記されている。
梯子場
はじめ尾根に取り付くまでかなりの急坂を登る。
地図上の標高601m地点の手前に鉄製の梯子場が2箇所ある。
樹林の尾根道を進む
601m地点を過ぎると樹林の緩やかな尾根道を進む。
若干のアップダウンはあるものの登山道は割とはっきりしており快調に歩ける。
左側の谷に低い雲海
尾根の左側は深い谷になっており、雲海のために沢の中は見えない。
雲海の向こうは標高1000m前後の峰が連なっている。
ポンヤオロマップ岳
標高1121m地点を過ぎたあたりで目指す山頂が見えてくるが、樹林の中を歩くことが多く、進行方向の見晴らしはそれほど良くない。
樹間にかろうじて山頂が見えている。
ポンヤオロマップ岳北側の尾根
尾根の両サイドは開けており視界は良い。
山頂はあまり見えないが、北側の尾根は見えている。
笹藪に隠れた登山道
1121m地点を過ぎてからは登山道が笹藪に隠れて分かりにくく歩きづらい。
また、笹に隠れた倒木があるのでつまづかないように気を付ける必要がある。
頂上直下の急坂
頂上への最後の登りはかなりの急斜度で両手もフルに使ってよじ登る感じである。
山頂に到着
3時間余りで山頂に着いた。
山頂標識には標高1405m、大樹営林署1965年とある。
山頂の南側は樹木が多くてやや視界が悪いが、その他の方角は展望がよく利いている。
西側正面にはペテガリなどが見えている。
左の写真をクリックすると拡大写真が見られます。
北西側には写真中央にカムイエクウチカウシ山、すぐ左隣が通称1823峰、その左側にはコイカクシュサツナイ岳、カムエクの手前右にピラミッド峰、その右奥には幌尻岳や戸蔦別岳も見えている。
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ペテガリ岳(標高1736.2m)はポンヤオロマップ岳の西南西に位置しており、東尾根コースの登山道が続いている。
ポンヤオロマップ岳から約8km、登山口からは14kmある。
アップダウンが多く急登や危険な箇所もあることから日帰りは難しいと思われる。
またペテガリ岳の東面には三つのカールがあり、写真でも見えている。
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ルベツネ山(標高1727.4m)はポンヤオロマップ岳のちょうど真西に位置しており、ペテガリ岳からの稜線上にあるが夏道はついていないようだ。
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水が滲みた登山靴
朝早く出たせいか露で登山靴の中に水が入りぐしょぐしょになってしまった。
スパッツを付けていくべきだった。
ポンヤオロマップ岳の頂稜を少し東側へ行くと南側がやや開けた場所がある。
南側にはソエマツ岳とピリカヌプリが見えている。
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さらに南東側に目を向けると南日高の山々が見えてくる。
中央に楽古岳、左に雲に隠れた広尾岳、右には十勝岳、野塚岳、双子山、少し離れてトヨニ岳も見えている。
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大樹町側の展望
頂上東側の細い尾根から大樹町側を望む。
尾根の両サイドはスパッと切れ落ちている。
日高の山は全般に高山植物が少ない。
ここも標高が低いこともあるが花はほとんど見られない。
そんな中で頂上直下の痩せ尾根の林内でぽつぽつとエゾシャクナゲ(ハクサンシャクナゲ)が見られた。
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ポンヤオロマップ川
登山時間正味約6時間で下りてきた。
標高や距離は大したことはないが、その割には脚にきている。
アップダウンがけっこうあるのと、登山道が笹などに隠れて判然としないために神経をつかったためだと思われる。
登山口近くのポンヤオロマップ川の河原で少し休憩して帰路に着いた。