7合目ヒュッテ→樽前山(東山)→風不死岳→7合目ヒュッテ

標高差445m 歩行距離10.7km

2018年8月18日 天候 曇のち晴

登り
時間 行程 所要時間 累計時間
7時30分 7合目ヒュッテ発
8時10分 樽前山(東山)着 0時間40分 0時間40分
8時10分 樽前山(東山)発
9時55分 風不死岳着 1時間45分 2時間25分
下り
時間 行程 所要時間 累計時間
11時10分 風不死岳発
12時50分 7合目ヒュッテ着 1時間40分 1時間40分
 
 

7合目登山口

7合目登山口

  

7合目駐車場はいつもどおり混んでいた。

7時20分に着いたが林道脇の駐車となった。

気温は13℃しかなく8月としては低い。

山頂は雲の中

山頂は雲の中

  

登山口から少し登るとテラス状になっており、支笏湖がよく見える。

前方の山頂部は雲で見えていない。

右に風不死岳

右に風不死岳

  

右に風不死岳が見えるが、こちらも山頂に雲がかかっている。

少しだけ林の中

少しだけ林の中

  

テラスを過ぎると少しだけ林の中を通過する。

ここを過ぎると身の丈以上の樹木はほとんどない。

階段状の登山道

階段状の登山道

  

木の階段状の登山道がしばらく続くがところどころ壊れている。

砂礫の平坦な登山道

砂礫の平坦な登山道

  

階段を過ぎると平坦な砂礫の登山道となり歩きやすい。

外輪山の分岐点

外輪山の分岐点

  

外輪山の分岐点に出る。

ガスのため正面にある溶岩ドームは見えない。

右に行くと東山の山頂、左に行くと樽前神社奥の院を経由して西山の山頂に至る。

右折して東山山頂へ

右折して東山山頂へ

  

右折して東山山頂に向かう。

ガスで山頂は見えない。

東山山頂

東山山頂

  

樽前山の最高標高点は溶岩ドーム(1041m)にあるが、登ることができないため、外輪山の東山を山頂(1022m)としている。

外輪山を北に進む

外輪山を北に進む

  

風不死岳を目指して外輪山を北に進む。

ガスが少しずつ晴れてきた。

風不死岳と支笏湖

風不死岳と支笏湖

  

風不死岳山頂の雲も徐々に薄くなってきた。

右に支笏湖が見えている。

  

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溶岩ドーム

溶岩ドーム

  

さきほどまで全く見えていなかった溶岩ドームも姿を現した。

  

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932m峰

932m峰

  

樽前山と風不死岳は尾根つながりになっており、中ほどに標高932mのコブがある。

  

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シラタマノキ

シラタマノキ

  

外輪山にも高山植物は見られる。

シラタマノキは火山や高山の礫地でよく見かける。

  

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風不死岳への分岐

風不死岳への分岐

  

風不死岳への分岐は東山の山頂から1.3kmほどの地点にあり、標高で150mくらい下る。

ヒュッテと表示された方向に向かう。

すぐにまた分岐

すぐにまた分岐

  

200mほど下るとまた分岐がある。

ここを右に曲がると7合目ヒュッテに至る。

風不死岳へはまっすぐ進む。

エゾゼミ

エゾゼミ

  

晴れてくるとセミの声がけっこううるさい。

登山道にもセミがいた。

手に載せても逃げない。

  

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目立たない分岐

目立たない分岐

  

932m峰に登りはじめてすぐにまた分岐がある。

気を付けていないと見落とす。

風不死岳へはここを右折する。

ネジバナ

ネジバナ

  

ネジバナは都市部でも見られる雑草だそうだが、平地ではほとんど見ない。

道南の駒ヶ岳の馬ノ背にも咲いていた。

ランの仲間らしい。

  

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また分岐

また分岐

  

932m峰から伸びる複数の尾根に7合目ヒュッテに向かう登山道が付いている。

どの道もいずれは一本の道に集まる。

林に入る

林に入る

  

風不死岳に近づくと樹木が増えてくる。

風不死岳への分岐

風不死岳への分岐

  

林を抜けるとまた分岐がある。

左に行くと風不死岳、まっすぐ尾根を下りると7合目登山口に向かう。

砂礫のコル

砂礫のコル

  

932m峰を過ぎると砂礫のコルに出る。

登山道のまわりには苔が多い。

前方は風不死岳だが山頂は見えていない。

以前、ふもとの林に入る手前に風不死岳登山口の看板があったが今は無い。

風不死岳へは、まず手前のピーク(標高963m)に登るが、ここがルートの中で一番険しい。

  

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鎖場

鎖場

  

コルから標高差100mほど登った地点に鎖場がある。

高さ5mほどだがけっこう急だ。

急坂が続く

急坂が続く

  

鎖場を過ぎた後にも急坂がある。

トラロープには頼らないほうが良い。

963mピーク

963mピーク

  

急坂を過ぎると前方に大きな岩が見えてくる。

ここが963mピークになる。

緩斜面になる

緩斜面になる

  

963mピークを過ぎると急な坂は少なくなり、緩いアップダウンを繰返して山頂に至る。

ニセピーク

ニセピーク

  

岩礫に覆われたいかにも山頂のようなピークが見えてくる。

視界が開ける

視界が開ける

  

ニセピークに出ると一気に視界が開ける。

支笏湖と恵庭岳が見える。

  

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風不死岳山頂

風不死岳山頂

  

ニセピークは南北にやや細長く、その先に風不死岳山頂が見えてくる。

山頂の標高はここより10mほど高いようだ。

  

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山頂に到着

山頂に到着

  

登山道を覆う灌木をくぐるように登って山頂に出る。

露岩に覆われた山頂は10人程度くつろげる広さがある。

支笏湖と恵庭岳

支笏湖と恵庭岳

  

正面眼下に支笏湖と対岸に恵庭岳が見える。

  

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恵庭岳をアップ

恵庭岳をアップ

  

岩塔部は薄い雲に覆われている。

ここから爆裂火口の内側は見えない。

恵庭岳の右奥に札幌岳の山頂部が見えている。

  

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さらにクローズアップ

さらにクローズアップ

  

400mm望遠手持ち。

手ぶれ補正のおかげで割とよく撮れている。

  

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丸駒温泉

丸駒温泉

  

恵庭岳の麓の支笏湖畔には丸駒温泉がある。

  

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ポロピナイ園地

ポロピナイ園地

  

丸駒温泉の右横にはポロピナイ園地が見える。

札幌から国道453号線で支笏湖畔に出たところだ。

  

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イチャンコッペ山

イチャンコッペ山

  

ポロピナイ園地の右上側にある山はイチャンコッペ山だ。

丸駒橋上部の駐車場付近から登山道がある。

イチャンコッペ山の遠方に藻岩山が見えている。

  

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支笏湖温泉

支笏湖温泉

  

ポロピナイ園地から湖畔道路を湖の4分の1周ほど行くと支笏湖温泉になる。

  

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紋別岳

紋別岳

  

支笏湖温泉の上部の鉄塔がある山は紋別岳だ。

ここは温泉から登ることができる。

  

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モーラップキャンプ場

モーラップキャンプ場

  

支笏湖温泉の南側にはモーラップキャンプ場がある。

  

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空沼岳

空沼岳

  

札幌方面の山では空沼岳が比較的良く見えていた。

  

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尻別岳

尻別岳

  

ニセコ方面の山も一部見えていた。

羊蹄は雲の中だが尻別岳ははっきり見えた。

  

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樽前山

樽前山

  

樽前山はクリアーに見えている。

苫小牧から白老にかけての海岸線も良くわかる。

  

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溶岩ドーム

溶岩ドーム

  

溶岩ドーム手前の外輪山に登山道が見える。

登山道下の外輪壁が雨などにより浸食されているのがわかる。

  

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東山山頂

東山山頂

  

ややピントが甘いが東山山頂の標識がわかる。

山頂から続く登山道にも数人の登山者が見える。

  

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西山山頂

西山山頂

  

西山山頂には樽前山監視装置と太陽電池が設置されている。

こちらも山頂周辺に登山者が見える。

  

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東側斜面

東側斜面

  

なだらかな東側斜面に7合目ヒュッテから続く登山道が見えている。

奥の海岸線は苫小牧市の西部でときわ町あたりになる。

  

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ヤマハハコ

ヤマハハコ

  

花の季節も終盤に入ったが、風不死岳山頂にも少し花が残っていた。

ヤマハハコは低地から高山に生えるキク科の多年草で、日当たりの良いところに多い。

  

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ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ

  

ヨツバヒヨドリはふつう湿った道端や林の中で見られるが、風不死岳の山頂にもあった。

  

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ミヤマアキノキリンソウ

ミヤマアキノキリンソウ

  

ミヤマアキノキリンソウは花期が長く9月になっても見られる。

  

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ミヤマハンノキ

ミヤマハンノキ

  

ミヤマハンノキは風不死岳でも樽前山でもたくさん見られる。

  

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ニセピーク

ニセピーク

  

樽前の右横に見えるニセピークに向かって下山する。

カメラは鎖場に備えてリュックにしまう。

砂礫のコル

砂礫のコル

  

砂礫のコルまで下りてきた。

この辺は平坦地で歩きやすい。

風不死岳を振り返る

風不死岳を振り返る

  

山頂は隠れて見えないが、歩いてきたルートが何となくわかる。

  

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最初の分岐

最初の分岐

  

最初の分岐に着いた。

ここを左折して7合目ヒュッテに向かう。

残り2.1km。

尾根の登山道を下る

尾根の登山道を下る

  

ここからは尾根の登山道を下る。

足が疲れていなければ快調に歩ける。

左に支笏湖

左に支笏湖

  

ときどき左側に支笏湖が見える。

イワギキョウ

イワギキョウ

  

尾根の登山道からヒュッテに至るまで高山植物が多い。

ときどき濃青色のイワギキョウが目に入る。

  

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ハナゴケとシラタマノキ

ハナゴケとシラタマノキ

  

この辺りはハナゴケが多い。

登山道のまわりにもびっしりと生えている。

  

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ウラジロタデ

ウラジロタデ

  

ウラジロタデは火山灰地で多く見られる。

名前のとおり葉の裏は白い。

  

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ひとかたまりのシラタマノキ

ひとかたまりのシラタマノキ

  

尾根の登山道の岩場にシラタマノキがひとかたまりで生えており、飾り付けられているかのようだ。

  

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イワブクロ

イワブクロ

  

イワブクロも見られたが枯れかかっているものが多かった。

  

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樹木が少なくなる

樹木が少なくなる

  

登山道が樽前山の裾野に近くなると樹木が少なくなる。

北側外輪壁ガリー浸食崩壊部

北側外輪壁ガリー浸食崩壊部

  

樽前山の北側外輪壁は雨水などによる浸食のため特異な形状になっている。

  

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樽前の裾野をトラバース

樽前の裾野をトラバース

  

尾根の下りが終わると樽前の裾野をトラバースすることに。

アップダウンは少なくなる。

無事登山口に戻る

無事登山口に戻る

  

最後に林を抜けると登山口に出る。

7合目ヒュッテ

7合目ヒュッテ

  

登山口の正面に樽前山7合目ヒュッテがある。

  

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