トムラウシ温泉コース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
5時30分 | 登山口発 | ||
6時25分 | カムイ天井着 | 0時間55分 | 0時間55分 |
6時25分 | カムイ天井発 | ||
7時20分 | コマドリ沢着 | 0時間55分 | 1時間50分 |
7時20分 | コマドリ沢発 | ||
8時00分 | 前トム平着 | 0時間40分 | 2時間30分 |
8時00分 | 前トム平発 | ||
8時25分 | トムラウシ公園着 | 0時間25分 | 2時間55分 |
8時25分 | トムラウシ公園発 | ||
9時00分 | 南沼キャンプ場着 | 0時間35分 | 3時間30分 |
9時00分 | 南沼キャンプ場発 | ||
9時25分 | トムラウシ山着 | 0時間25分 | 3時間55分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
9時45分 | トムラウシ山発 | ||
13時10分 | 登山口着 | 3時間25分 | |
雲海に浮かぶ石狩連峰
登り始めは濃い雲海が広がり標高の高い山だけが頭を覗かせていた。
カムイ天井手前で後ろ側に石狩岳の山頂部などが雲海に浮かんで見えた。
以前はカムイ天井から右側のカムイサンケナイ川方面へ斜めに下りていくコースだったが、現在は尾根の左側面を進む。
進行方向に十勝連峰
尾根の左側面に緩い登山道が続いており快調に進む。
やがて進行方向に十勝連峰の山波が見えてくる。
まだ標高1500m付近には雲がかかっている。
尾根上に出る
標高1350m付近で右方向に曲がり尾根の上に向かう。
尾根上に出ると進行方向にトムラウシ山が見えてくる。
進行方向右手に前トムラウシ山
尾根上に出てからしばらく尾根のピークを進む。
進行方向右手に前トムラウシ山が見えている。
うしろを振り返ると前トムラウシ山の右奥の雲海上に石狩連峰の山々が見えている。
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尾根から沢へ向かう
尾根のピークを越えて右斜面を進む。
中央正面の尖がりは地図上1898mピークで、トムラウシ山山頂は右側である。
登山道は途中から沢に向かって一気に下りていく。
コマドリ沢へ
急斜面を100mほど下りるとカムイサンケナイ川に出る。
その後沢沿いを300mほど進むと大きな石に右手に進むよう黄色いペンキの矢印がある。
ここからコマドリ沢である。
コマドリ沢を詰める
コマドリ沢に入ると徐々に斜度が上がる。
沢の右側(左岸)を進む。
源頭部は朝陽で紅葉が鮮やかだ。
コマドリ沢源頭部を過ぎると岩がゴロゴロしたガラ場に出る。
ガラ場から沢上部に広がる紅葉が見事だ。
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ガラ場を横切る
ガラ場に出てから少し行くとペンキにしたがって右に折れる。
この辺りは登山道がはっきりしないので天気が悪いときには注意が必要だ。
ガラ場を過ぎた辺りの登山道脇でウラシマツツジが真っ赤に紅葉していた。
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霜柱
登山道に霜柱が見られた。
この辺りは標高1600mほどあり、9月末にもなると朝晩の冷え込みで氷点下になることは珍しくない。
前トム平から東側を眺めると、前トムラウシ山の向こうに東大雪の山々が雲海上に浮かんで見える。
右からウペペサンケ山、ニペソツ山、左に石狩岳が見えている。
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再びトムラウシ山が姿を現す
前トム平上部のガラ場に出ると再びトムラウシ山が眼前に姿を現す。
手前の尾根にはオレンジ色のテントが見える。
ガラ場を振り返る
テントのある位置まで来てガラ場の方向を振り返る。
山腹に登山道が明瞭に見えている。
トムラウシ公園上部の尾根から正面のトムラウシ山を見る。
山腹左側に登山道が見える。
東面には雪渓も残っている。
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上部の尾根からトムラウシ公園を見下ろす。
いくつかの沼と奇妙な形の岩が林立し、夏にはお花畑が広がる。
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トムラウシ山の東側山裾はきれいに紅葉していた。
その奥には五色岳から五色沼方面に続くなだらかな尾根が見えており、遠方には武利岳と武華山が見える。
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トムラウシ公園に下る
尾根からトムラウシ公園に下る。
標高差は50mほどだ。
公園の中を通過して南沼キャンプ指定地まで再び200mくらい登ることになるが意外ときつくない。
キャンプ指定地から山頂方向を眺める
午前9時前にはキャンプ指定地に到着した。
ここから山頂まで更に200m近くある。
山頂に到着
南沼キャンプ指定地から右斜めに登りはじめ、中腹で左に折れて最後は急斜面を直登する感じだ。
山頂からは360度の展望が広がる。
やや靄っているが東側には石狩連峰が見える。
手前に五色沼の湖面が光っている。
山頂部が複雑な形をしているのがわかる。
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南西方向には十勝連峰が見える。
縦走路途中のツリガネ山、コスマヌプリを越えてオプタテシケ山に辿りつく。
オプタテシケ山の奥には美瑛岳と十勝岳が続く。
富良野岳は十勝岳に隠れて見えていない。
左側には上ホロカメットク山から連なる境山(標高1837.2m)などが見える。
十勝岳の左奥には夕張岳山頂が薄っすらと見えている。
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北には旭岳をはじめとした表大雪の山々が見える。
手前は化雲岳から天人峡方面に続く尾根だ。
上空には薄黒い雲が迫ってきている。
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北東方向には五色岳の向こうに北大雪の山々が見えている。
いちばん左に屏風岳があり、右側の武利岳と武華山に連なる。
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下山開始
岩の間に続く登山道を下る。
中央奥の円錐形の山は下ホロカメットク山である。
トムラウシ公園の大岩
トムラウシ公園に下りると南端に大岩がある。
その右側から尾根に登る。
尾根への登り
尾根への登りはかなり急だ。
途中の岩には色とりどりの植物が見える。
夏には花が咲き乱れる。
尾根に出ると正面に十勝連峰
尾根に出ると再び正面に十勝連峰が見えてくる。
ガラ場から前トムラウシ山付近の紅葉がきれいに見える。
前トムラウシ山そのものはハイマツ主体のため紅葉していない。
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南西方向には1794mピークの下に急斜面が扇のように広がっているのが見える。
尾根越しにオプタテシケ山が見える。
ピークからの沢筋を辿るとカムイサンケナイ川に至る。
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十勝連峰から少し南に外れて見事な円錐形の下ホロカメットク山が見えている。
手前の尾根は登山道が続くカムイ天井に至る。
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前トム平
前トム平に向かってガラ場を下る。
遠望は然別湖方面になる。
ピークからの急斜面に何本もの沢筋が見える。
光線の関係で早朝の景色とはやや異なる感じだ。
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前トム平からガラ場を下る。
笹やハイマツの緑の中にぽつぽつと紅葉が見られ、コントラストのある独特な模様になっている。
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コマドリ沢源頭部から
コマドリ沢源頭部まで下りて1794mピークを見上げる。
カムイ天井上部の尾根から
カムイ天井上部の尾根からは進行方向にニペソツ山が見えている。
カムイ天井辺りから
カムイ天井辺りまで来ると正面に石狩連峰の山々が見えてくる。
あと30分ほどで登山口だ。