二岐沢〜糠平岳〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳

2009年9月26日 天候 晴

二岐沢出合〜戸蔦別岳
時間 行程 所要時間 累計時間
5時40分 二岐沢出合発
7時25分 滝着 1時間45分 1時間45分
7時25分 滝発
8時45分 額平岳着 1時間20分 3時間05分
8時55分 額平岳発
9時15分 北戸蔦別岳着 0時間20分 3時間25分
9時45分 北戸蔦別岳発
10時40分 戸蔦別岳着 0時間55分 4時間20分
戸蔦別岳〜登山口
時間 行程 所要時間 累計時間
11時00分 戸蔦別岳発
11時50分 北戸蔦別岳着 0時間50分 0時間50分
12時10分 北戸蔦別岳発
12時40分 額平岳着 0時間30分 1時間20分
12時40分 額平岳発
13時50分 滝着 1時間10分 2時間30分
13時50分 滝発
15時45分 二岐沢出合着 1時間55分 4時間25分

二岐沢出合駐車場

二岐沢出合駐車場

  

国道274号を日勝峠方向に走り,千呂露橋を過ぎたところで右折し千呂露川沿いの道を進む。

しばらく舗装道路が続き,普通の林道になってから間もなくゲートがある。

あらかじめ日高北部森林管理署で入林許可を得てゲートの鍵を借りておく必要がある。

しばらく沢沿いの林道を進むと二岐沢出合の大きな駐車場に出る。

  

二岐沢出合のゲート

二岐沢出合のゲート

  

二岐沢出合駐車場先の右側にあるゲートの横を通り,橋を渡ってしばらく林道を進む。

 

沢沿いの林道

沢沿いの林道

  

沢沿いの整備された林道をしばらく歩くことになる。

何度か川(立派な橋)を横断する。

川の水量はけっこうある。

 

取水ダム

取水ダム

  

30〜40分程度で取水ダムに到着する。

ダム手前は比較的大きな広場になっていてキャンプした跡が残っていた。

 

登山口

登山口

  

取水ダム広場の先が実質的な登山口になっている。

登山道は林道の跡のようだが草が多く判然としない。

ただしほかに入り込む道もない。

 

沢沿いの登山道

沢沿いの登山道

  

沢沿いの道(岩にペンキあり)を進む。

ニノ沢までは川岸の石の上を歩くことになり,道はないが迷う心配もないだろう。

 

紅葉

紅葉

  

あちらこちらで赤く紅葉した木々が見える。

大小の岩と沢の清流に枯れた流木,緑の葉と紅葉のコントラストがなかなか良い。

 

小さな渡渉の繰り返し

小さな渡渉の繰り返し

  

ニノ沢から先は何回か沢を渡りながら登ることになる。

濡れた岩は予想外に滑ることがある。

沢を飛び越えるときには岩の状態に注意する必要がある。

 

小さな滝の流入

小さな滝の流入

  

ニノ沢には所々で小さな滝が流入している。

 

沢から尾根へ

沢から尾根へ

  

沢沿いをしばらく進むと何段かに連なる比較的高さのある滝が見えてくる。

そこから右側の急な道を尾根まで登ることになる。

はじめはロープがあってかなり急である。

重い荷物を持っているときはたいへんだ。

  

紅葉ならぬ黄葉

紅葉ならぬ黄葉

  

急坂しばらく行くと辺り一面が黄色で彩られた。

木の種類はわからないが素晴らしい黄色の紅葉だ。

写真はかなり色がくすんで見えるが。

 

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戸蔦の泉

戸蔦の泉

  

さらに少し行くと小さな湧水(戸蔦の泉)がある。

水量は少ないが冷たくおいしい。

  

尾根からのヌカビラ岳

尾根からのヌカビラ岳

  

急斜面をジグザグにどんどん高度を稼いでいくと,だんだん樹高も低くなり,目指すヌカビラ岳の岩肌が見えてくる。

日差しも徐々に強くなってきた。


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大きな岩とハイマツ

大きな岩とハイマツ

  

急斜面をトラバースぎみに少し進むと大きな岩が積み上がったような斜面にぶつかる。

岩のまわりにはハイマツがある。

岩をよじ登るように進む。

 

梯子あり

梯子あり

  

岩尾根を登っていくと最後のほうに梯子が設置してある。

これを登り切ると視界が大きく開ける。

  

登ってきた方向を振り返る

登ってきた方向を振り返る

  

視界が一気に開けて気分も爽快である。

  

朝もやの中の幌尻岳と戸蔦別岳

登ってきた方向を振り返る

  

進行方向の谷の向こうには朝もやの中に幌尻岳と戸蔦別岳が見えている。

だんだん靄が薄くなってきている感じだ。

  

ヌカビラ岳頂上と左に1967峰の稜線

ヌカビラ岳頂上と左に1967峰の稜線

  

もう少し行くとヌカビラ岳の頂上だ。

その左横に1967峰の北西側に延びる稜線と特徴のある頂が見える。

  

1967峰の稜線アップ

1967峰の稜線アップ

  

少し登って1967峰の稜線をアップ。

先が尖がった兜のようである。

  

1856峰と1920mくらいの頂

1856峰と標高1920mくらいの頂

  

北戸蔦別岳から北東方向に延びる尾根上には名前のついていない頂がいくつかある。

手前のやや低い山は地図では1856mの標高が記載されており,1856峰と言うようだ。

その奥にある高い頂には地図上標高は記載されておらず,等高線からだいたい1920mくらいと読める。

さらにその奥には1967峰の頂上が見えている。


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1881m峰とその向こうに戸蔦別岳

1881m峰とその向こうに戸蔦別岳

  

同じ場所から1881m峰の向こうに戸蔦別岳(標高1959m)を望む。

肉眼ではもう少しはっきり見えたが,まだ靄が残っている。

  

幌尻岳

幌尻岳

  

これも同じ場所から見た幌尻岳

戸蔦別岳の右どなりにあり,横幅のある大きな山で日高山脈の最高峰(標高2052.8m)である。

  

手前ピークからの北戸蔦別岳

手前ピークからの北戸蔦別岳

  

アップダウンが少ない登山道を少し進み,手前のピークから見た北戸蔦別岳(標高1912m)

頂上へは少し下ってから標高差80mくらいの登りである。

このコルは良いテン場になりそう。

  

コルから見た戸蔦別岳と幌尻岳

コルから見た戸蔦別岳と幌尻岳

  

最低コルから見た戸蔦別岳と幌尻岳

手前に見えるのは分岐点のある1881m峰

コルの幌尻側にはハイマツがあり,三ノ沢側は丈の短い草がまばらに茂っている。


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北戸蔦別岳頂上到着

北戸蔦別岳頂上到着

  

ようやく北戸蔦別岳の頂上に到着した。

登り始めから3時間30分くらいである。

山頂標識が妙に派手である。

この山頂にも狭いが斜面ぎりぎりにテント二張りくらい可能である。

  

北戸蔦別岳頂上から北東側を望む

北戸蔦別岳頂上から北東側を望む

  

北戸蔦別岳頂上から延々と連なる北東側の尾根を望む。

手前に平坦な北戸蔦別岳の尾根が続き,少し下って1856m峰,次に名前のない1920mくらいの頂,その奥に1967m峰,さらに右どなりにやはり平坦に見えるピパイロ岳の頂上尾根があり,その先の尾根を行くと伏美岳である。

比較的よく整備された夏道があり芽室町側に下りられる。

1967m峰から北西側(左)に延びる尾根には夏道は無い。


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同じ方向をアップ

同じ方向をアップ

  

1856m峰の頂には少し土が見える。

頂上付近にテントを張れそうな場所がある。

その右上に見える1920m程度の頂までの登りは100mくらいの標高差であるがけっこうキツイ。

そこから1967m峰までは見晴も良く楽な尾根歩きである。

この間は人里からかなり離れているが携帯が通じた。


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北戸蔦別岳頂上から戸蔦別岳と幌尻岳を望む

北戸蔦別岳頂上から戸蔦別岳と幌尻岳を望む

  

まだこちらの方向は薄靄がかかったような感じである。

手前に見える頂は分岐点がある1881m峰である。


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チングルマの紅葉

チングルマの紅葉

  

北戸蔦別岳から1881m峰に至る道端の所々でチングルマの紅葉が見られた。

右側に岩の上には動物のフンがあるが,キツネだろうか?


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北戸蔦別岳を振り返る

北戸蔦別岳を振り返る

  

北戸蔦別岳を振り返ると,もうずいぶん下ってきたようだ。

分岐との間のコルまでは意外と落差があり120mくらいの標高差である。

  

戸蔦別川の源頭部

戸蔦別川の源頭部

  

戸蔦別川の源頭部はカール状になっている。

川の左岸側には伏美岳と妙敷岳が見えている。


源頭部の拡大写真

源頭部の拡大写真

  

源頭部には大小の岩が多数散らばっている。

ハイマツなどの木も少なくここからでも簡単に行けそうである。

上の写真と若干色調が違うが実際の色は両者の中間といった感じ。


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1881m峰手前からヌカビラ岳側を振り返る

1881m峰手前からヌカビラ岳側を振り返る

  

ヌカビラ岳から北戸蔦別岳までの尾根が見えている。

小さなアップダウンが何回かあるが,あまり落差もなく見通しも利いて歩きやすく気持ちの良い尾根である。


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1881m分岐手前の岩の急登

1881m分岐手前の岩の急登

  

1881m峰手前の岩の急坂を登る。

コルから1881m峰までは容易に登れるが岩が多い。


岩陰の向こうに幌尻岳

岩陰の向こうに幌尻岳

  

岩山を登って行くと徐々に幌尻岳の姿が見えてくる。

左から日光が射しており,岩の黒い影とその向こうに明るく見える北カールとのコントラストが際立っている。


1881m峰からの戸蔦別岳

1881m峰からの戸蔦別岳

  

1881m峰は四角い岩が積み上がったような地形でまわりには背丈の低いハイマツが多い。

そこから見た戸蔦別岳はやはり三角形の尖った山だが,伏美などから見たときの急峻な感じはあまりない。

                    幌尻岳と戸蔦別岳


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同じ場所から幌尻岳

同じ場所から幌尻岳

  

同じ場所から見た幌尻岳は対照的にどっしりした山容

幌尻岳への夏道は3本あり,ひとつは戸蔦別岳経由で左の尾根から行くコースで,もうひとつは幌尻山荘から右側の尾根に取りつくコース,さらにもうひとつはこちらからは見えないが山の反対側(南側)に幌尻湖があり,そこから幌尻沢沿いを進んで尾根に取りつくコースである。


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1881m分岐

1881m分岐

  

1881m峰の山頂から少し下ると分岐点の標識がある。

標識には左は北戸蔦別岳方面,右は幌尻岳方面とある。

急坂を下ると幌尻山荘方面である。


1881m分岐を越えて戸蔦別岳

1881m分岐を越えて戸蔦別岳

  

1881m分岐を越えると稜線は割と平坦な道になる。

そこからの戸蔦別岳の全貌

比較するものがないので高さを実感できないが標高差120mほどの登りになる。


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同じ場所からしつこく幌尻岳

同じ場所からしつこく幌尻岳

  

若干逆光ぎみのせいか薄靄を感じるが少しずつ透明度が高くなってきた。

北カールとそこに至る幾本もの沢筋が見えている。


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戸蔦別岳最後の登り

戸蔦別岳最後の登り

  

すごく急な登りに見えるがそれほどでもない。

ちょっと頑張れば数分で頂上である。


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戸蔦別岳山頂到着

戸蔦別岳山頂到着

  

休憩も入れて5時間ほどで戸蔦別岳の山頂に到着

頂上は意外と広い。

草木がほとんど無く,まさしく360度の展望である。


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北戸蔦別岳と1881m峰

北戸蔦別岳と1881m峰

  

戸蔦別岳山頂から北戸蔦別岳と1881m峰を望む。

北戸蔦別岳の左奥にはヌカビラ岳までの峰が見えており,尾根上に出てからの登山道の全貌がわかる。


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北戸蔦別岳と1967m峰

北戸蔦別岳と1967m峰

  

少し右に目を向けると北戸蔦別岳のとなりは1856m峰,その右側は名前無しの1920mくらいの頂,その右側のひと際高い山が日高第3の高峰1967m峰である。

峰の向こうに見える双こぶの山は右がチロロ岳で左の丸い方がとチロロ西峰である。


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1967m峰とピパイロ岳と伏美岳

1967m峰とピパイロ岳と伏美岳

  

さらに右に目を向けると1967m峰のとなりにピパイロ岳と伏美岳が見えている。

これらの稜線上をずうっと芽室町の伏美岳登山口まで登山道が続いている。


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上3枚の写真を合成してパノラマ写真にすると

戸蔦別岳からのパノラマ

神威岳方面

神威岳方面

  

東側を見ると神威岳方面に続く尾根がある。

神威岳の先には十勝幌尻岳と札内岳が見える。

夏道はないが戸蔦別川本流から登ってきてAカールを経由して手前の尾根に出てくるルートがある。


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札内岳とエサオマントッタベツ岳

札内岳とエサオマントッタベツ岳

  

札内岳の右側にはエサオマントッタベツ岳が見えている。

エサオマンには北側と北東側にふたつのカールがあり,戸蔦別岳からは北側のカールだけが見える。


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七ツ沼カールと幌尻岳

七ツ沼カールと幌尻岳

  

戸蔦別岳山頂から七ツ沼カールと幌尻岳を望む。

七ツ沼はこの時期ほとんど干上がっている。

幌尻岳山頂へは右の尾根を進む。

尾根の最低コルは標高約1750mであるから,戸蔦別岳山頂から200m以上下って幌尻岳の肩まで同じく200m以上登ることになる。


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七ツ沼カールのアップ

七ツ沼カールのアップ

  

七ツ沼のほとんどが干上がって土が見えている。

ひとつだけ一番奥に見える沼には水があるようだ。


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北戸蔦別岳

北戸蔦別岳

  

北戸蔦別岳をアップ

北戸蔦別岳の山頂稜線はほんとうに水平に延びていて台形のように見える。

右奥にチロロ岳とチロロ西峰がはっきり見えている。


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1967m峰

1967m峰

  

1967m峰をアップ

日高第3の高峰で,山頂付近は岩肌が出ていて険しい表情を見せる。

ピパイロ側から見るとまた違う雰囲気である。

                    1967m峰


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幌尻岳

幌尻岳

  

幌尻岳をアップ

戸蔦別岳からの急な尾根の登山道が肩まで白く続いているのが良く見える。

肩まで登り切ればあとは楽な緩斜面である。


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戸蔦別岳から北戸蔦別岳に至るカールバンド

戸蔦別岳から北戸蔦別岳に至るカールバンド

  

戸蔦別岳からの北戸蔦別岳に至る東側の急峻な岩壁のような地形はカールバンドと呼ばれる。

トッタベツBCカールにつながるカールバンドである。


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1881m峰から幌尻岳

1881m峰から幌尻岳

  

幌尻岳がはっきりと見えてきたのでしつこくまた1枚

太陽の光が真上から射してきたのでカールの中も良く見えるようになってきた。


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1881m峰から北戸蔦別岳への登り

1881m峰から北戸蔦別岳への登り

  

1881m峰から北戸蔦別岳への帰り道

90mほど下って約120mの登りだ。

カールバンドの中に白い登山道が見える。


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北戸蔦別岳からトッタベツカール

北戸蔦別岳からトッタベツカール

  

北戸蔦別岳からトッタベツカールを望む。

見えているのはBCカール

遠方には左から十勝幌尻岳,札内岳,エサオマントッタベツ岳などが見えている。


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戸蔦別岳と幌尻岳

戸蔦別岳と幌尻岳

  

北戸蔦別岳からの戸蔦別岳と幌尻岳を見納めに

ちょうど12時くらいで太陽が幌尻岳方向にある。


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北戸蔦別岳からヌカビラ岳方面

北戸蔦別岳からヌカビラ岳方面

  

北戸蔦別岳からヌカビラ岳方面を望む。

すぐ下に土が見えている部分はテン場として使える。

右側斜面は三ノ沢源頭のカールに続く。


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北戸蔦別岳下のテン場

北戸蔦別岳下のテン場

  

テン場に到着

北戸蔦別岳から60mほど下りたところに平坦なエリアがある。

まわりにいくつか石が置いてある。

これより少し下ったところが最低コルになる。


北戸蔦別岳山頂を振り返る

北戸蔦別岳山頂を振り返る

  

テン場から北戸蔦別岳の山頂を振り返る。

山頂標識が小さく見える。


テン場からの戸蔦別岳と幌尻岳

テン場からの戸蔦別岳と幌尻岳

  

テン場からの戸蔦別岳と幌尻岳方向を見る。

1881m峰のピークが近くに見えている。


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ヌカビラ岳への稜線

ヌカビラ岳への稜線

  

ヌカビラ岳への稜線には明瞭な登山道がついている。

まわりの草丈が低く見晴らしはひじょうに良い。

最低コルは手前のコブを越えて少し下りたところ


最低コルからの戸蔦別岳と1881m峰

最低コルからの戸蔦別岳と1881m峰

  

テン場から少し進んで最低コルからの戸蔦別岳と1881m峰を見る。

1881m峰の岩の質感が良く見える。

戸蔦別岳と北戸蔦別岳稜線の間にエサオマントッタベツの尖がった山頂が見えている。


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次のピークから北戸蔦別岳を振り返る

次のピークから北戸蔦別岳を振り返る

  

次の1850m程度のピークの北側斜面をトラバースぎみに進み北戸蔦別岳を振り返る。

まだ頂上の標識が見えている。

北側斜面は砂礫地に所々草が生えている。


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戸蔦別岳と幌尻岳の間の尾根の向こうにカムエク

戸蔦別岳と幌尻岳の間の尾根の向こうにカムエク

  

1850m程度のピークを越えた地点で,戸蔦別岳と幌尻岳の間の尾根の方向を見ると,その向こうに日高第2の高峰カムイエクウチカウシ山(標高1979.5m)が見えた。


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少し先に進んで

少し先に進んで

  

少し先に進んで戸蔦別岳と幌尻岳,その間の尾根と遠方のカムエクを見る。

戸蔦別岳と1881m峰が重なって見える。

尾根の状況も良く見える。


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戸蔦別岳と幌尻岳

戸蔦別岳と幌尻岳

  

さらに先に進んでヌカビラ岳山頂付近から戸蔦別岳と幌尻岳を望む。

カムエクは幌尻岳の後ろに隠れて見えない。

谷筋に深く彫りこまれた額平川と入り込む沢の状態が良くわかる。

額平川から戸蔦別岳への登りは六ノ沢分岐から尾根に取りつき1881m峰を目指す。


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戸蔦別岳と北戸蔦別岳

戸蔦別岳と北戸蔦別岳

  

同じくヌカビラ岳山頂付近から戸蔦別岳と北戸蔦別岳を望む。

ヌカビラ岳から北戸蔦別岳までの稜線が見える。

アップダウンは少なくゆったりした山容だ。


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額平川上流

額平川上流

  

同じ場所から額平川をクローズアップ

複数の沢が入り込む状況が良くわかる。


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二岐沢方面

二岐沢方面

  

これから下山する二岐沢方面を望む。

写真中央やや右側に今朝通ってきた取水ダムが見える。


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ヒグマの掘り返し

ヒグマの掘り返し

  

ヌカビラ岳の頂上付近のお花畑周辺にはヒグマの掘り返しが多数見られた。

いつごろのものかは分からないが周辺に居たことは確かだ。


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梯子設置点に到着

梯子設置点に到着

  

いよいよ眺望から離れて本格的に下山だ。

早朝のガスった天気から快晴に変わり,空の青が濃い。


赤い実

赤い実

  

ヌカビラ岳からの下山し始めてすぐに赤い実を付けている木を見つけた。

枯葉もついておらず何の木かわからない。


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ヌカビラ岳

ヌカビラ岳

  

下山開始まもなく見上げるとヌカビラ岳のゴツゴツした岩肌が頭上に見えた。

山頂付近の木々はすでに葉を落としている。


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ヌカビラ岳中腹の紅葉@

ヌカビラ岳中腹の紅葉@

  

ヌカビラ岳中腹は紅葉真っ盛りであった。

黄色が大部分を占め所々に赤い紅葉と針葉樹の緑が見られた。

左奥に見える山はチロロ西峰である。


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ヌカビラ岳中腹の紅葉A

ヌカビラ岳中腹の紅葉A

  

斜面の紅葉が樹林越しに輝いて見えた。

空の青とのコントラストが良い。


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ニノ沢に到着

ニノ沢に到着

  

急斜面を下りてニノ沢の滝がある地点に着いた。

時間は午後2時,下から大きな荷物の登山者が登ってきた。

今日は上で泊るそうだ。

明日も天気は良さそうだ。


紅葉した木々の間にヌカビラ岳山頂部@

紅葉した木々の間にヌカビラ岳山頂部@

  

紅葉した赤や黄色の木々の間にヌカビラ岳の頂上部が見える。

たまたま頂上部は曇って黒く見える。


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紅葉した木々の間にヌカビラ岳山頂部A

紅葉した木々の間にヌカビラ岳山頂部A

  

ヌカビラ岳の頂上部が晴れた。


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ニノ沢沿いを下る

ニノ沢沿いを下る

  

ニノ沢沿いを時々渡渉しながら下る。

濡れた岩はかなり滑るので注意


樹林の上にヌカビラ岳頂上が見える@

樹林の上にヌカビラ岳頂上が見える@

  

ニノ沢沿いを下りながら時々振り返ると樹林上にヌカビラ岳の頂上部が見えている。


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樹林の上にヌカビラ岳頂上が見えるA

樹林の上にヌカビラ岳頂上が見えるA

  

ニ岐沢に出てからも樹林上にヌカビラ岳の頂上部が見えている。


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取水ダムに到着

取水ダムに到着

  

取水ダムに到着し振り返ると相変わらずヌカビラ岳の頂上部が見えている。

山頂部から取水ダムが見えたのでこちらから頂上が見えるのは当然ではある。

あとは林道歩きを残すのみ。


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