剣山神社コース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
8時30分 | 登山口発 | ||
10時25分 | 剣山着 | 1時間55分 | 1時間55分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
10時40分 | 剣山発 | ||
12時10分 | 登山口着 | 1時間30分 | 1時間30分 |
北芽室からの剣山
北芽室から剣山を望む。
黒い山肌と上部にいくつかの岩塔がつき出ている特徴ある姿は一目で剣山と分かる。
剣山神社
国道38号線で帯広方面に向かい御影を過ぎた辺りで右側に剣山登山口の看板が見えてくる。
右折して道なりに5kmほど進み,つきあたりを左折すると旭山の集落があり,すぐに右折して山に向かって坂を登って行くと剣山神社に着く。
駐車スペースは神社の手前にありかなり広い。
登山口は剣山神社の境内にある。
登山ポスト
神社手前を左に曲がるとすぐに登山ポストがあり,記帳して登山開始。
横にある看板はすっかり錆びて何が書いてあるのか分からないような状況。
しばらくは明確な尾根上の登山道を進む。
尾根の上に雪渓
534m標高点を通過していったんコルに下るが,その後はまっすぐな尾根道をひたすら登る。
途中から尾根の上だけに雪渓が残っておりその上を歩く。
一の森
急坂を登り切ると平坦な尾根に出る。
尾根の上は土がでており一の森の標識が木に括りつけられていた。
木の間越しに山頂部が見えている。
登山道の周りには早くもエゾムラサキツツジが咲いていた。
山野に春を告げる花だ。
陽の光が暖かく感じられる。
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ニの森
20分ほどでニの森に到着
このあたりは登山道に雪が残っている。
不動岩
ニの森のつきあたりに大きな岩が現れる。
手前の木に錆びた看板が掛けてあり不動岩と書いてある。
三の森
不動岩の右を巻いて巨大な岩の側面を通過すると三の森に出る。
見晴台
三の森を過ぎて細い稜線に出る。
視界が開けすぐ先に頂上の岩峰と遠方には十勝幌尻岳が見えてくる。
母の胎内
見晴台を過ぎると,すぐに大きな二つの岩の間に隙間があって,その手前の木の枝に母の胎内の標識がかかっていた。
一つ目の梯子
母の胎内を過ぎると最後の急登が待ち受けている。
一つ目の梯子を登る。
超急登で梯子を踏み外せばたいへんなことになる。
二つ目の梯子
二つ目の梯子は一つ目に比べるとやや安心感がある。
最後に小さめの二つの梯子
最後に小さめの二つの梯子を登って頂上に出る。
剣山山頂
剣山山頂に到着。
鎖がついた剣が岩から天に向かって何本も突き上げており,独特な雰囲気がある。
山頂はそそり立つ狭い岩塔のため2〜3人でいっぱいになり,高度感も相当なものである。
360度の視界で前方には広大な十勝平野が広がっている。
剣山山頂からは北日高の山並みが端から端まで見渡せる。
主だったところでは,向かって右から芽室岳,チロロ岳,ピパイロ岳,伏美岳が見えている。
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一番南側にはどっしりとした山容の十勝幌尻岳が見えている。
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十勝幌尻岳から右には札内岳とエサオマントッタベツ岳が続く。
札内岳の左奥にはカムイエクウチカウシ山の山頂部が見えており,エサオマントッタベツ岳の右側は神威岳である。
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更に右には伏美岳とピパイロ岳が続く。
伏美岳の左尾根の奥には幌尻岳が見えており,右尾根の途中に戸蔦別岳の山頂部がほんの少しだけ見えている。
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西には芽室岳の流麗な姿が見える。
芽室岳はここから見るのが一番美しく感じられる。
芽室岳の手前に森林の黒い山肌が見えているのは久山岳である。
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剣山頂上直下の森の中でシマリスを見た。
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剣山山頂部を振り返る
標高900m付近の尾根から剣山を振り返る。
登るときには気がつかなかったが,下山時の登山道脇にショウジョウバカマが咲いていた。
ショウジョウバカマの開花期間は春先から初夏にかけてと比較的長く,雪融け間もない時期から見られる。
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このあと間もなく登山口に到着した。