糠平コース
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
8時50分 | 登山口発 | ||
9時40分 | 1399mピーク着 | 0時間50分 | 0時間50分 |
9時40分 | 1399mピーク発 | ||
10時30分 | 菅野温泉コース分岐着 | 0時間50分 | 1時間40分 |
10時30分 | 菅野温泉コース分岐発 | ||
11時05分 | 糠平富士着 | 0時間35分 | 2時間15分 |
11時45分 | 糠平富士発 | ||
12時15分 | ウペペサンケ山着 | 0時間30分 | 2時間45分 |
時間 | 行程 | 所要時間 | 累計時間 |
---|---|---|---|
13時10分 | ウペペサンケ山発 | ||
15時20分 | 登山口着 | 2時間10分 | 2時間10分 |
ウペペサンケ山登山口
糠平温泉街を過ぎて十勝三股方面へ右折し、500mほど行くと左側に糠平川沿いの林道がある。
林道に入ってから1kmほどのところで右分岐がある以外は一本道で道なりに行けばよく迷う心配はない。
林道を7kmあまり進んだところで林道の左に登山口の看板が見える。
車は林道脇にスペースを見つけて駐車する。
主稜線に取りつく尾根道
登山口からしばらく樹林帯のだらだらした道を進むが、やがて主稜線に取りつく尾根道となり、だんだん坂が急になる。
樹林帯は藪が濃く入山者の気配もないため何となく気持ちが悪い。
急坂を登りきると主稜線に出て視界が一気に開ける。
地図上の標高1399m地点だ。
まわりに低いハイマツがあるだけで見晴らしが良く、腰掛ける岩もあり、一休みするのに良い場所だ。
前方は標高1610mピークで、いったん50mほど下ってから登ることになる。
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標高1399m地点からいったん下ると尾根には違いないがやや窪地状になる。
まわりは背の丈以上の灌木や笹が多いが花もある。
まずはミヤマアキノキリンソウで別名コガネギクという。
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続いてヤマハハコである。
花期は8〜9月でミヤマアキノキリンソウと同様にちょうど見ごろだ。
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標高1610mピーク手前の登り
標高1610mピークに近づくと背丈の高い樹木はなくなり、ハイマツと高山植物が主体となる。
見晴らしもひじょうに良くなる。
標高1610mピークに出ると山頂方面が見渡せる。
山頂に至る尾根上に登山道が続いている。
途中で菅野温泉からのコースが合流する。
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菅野温泉コース分岐
標高1610mピークから展望の良い尾根道を700mほど行くと菅野温泉コースの分岐となる。
途中、所々で低いハイマツが登山道を覆っているところがある。
標高1610mピークから先の尾根には高山植物も多くなる。
紅葉しかけたウラシマツツジの葉に混じってクロマメノキの実が見える。
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枯れたハイオトギリの横にコウメバチソウが一輪咲いていた。
ほかにもいろいろな植物の葉が見える。
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標高1696m地点辺りまで来ると東西に連なるウペペサンケ山の大きさを感じる。
ウペペサンケ山本峰は中央奥のピークである。
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標高1696m地点を過ぎて500mほど高低差の少ない道を進み、最後に糠平富士山頂まで140mほどの登りとなる。
糠平富士の山頂標識が見えてきた。
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糠平富士山頂到着
ウペペサンケ山の頂稜は約2kmに渡って続き、最初の頂を糠平富士という。
標高は1834.8mで一等三角点がある。
最高標高点は1.3kmほど先にあり、さらに0.6kmほど奥にも山頂標識がある。
東側には糠平湖などが見えるはずだが当日は低い雲がかかっていた。
ウペペサンケ山の頂稜部は岩尾根が続き見晴らしが良い。
稜線歩きの進行方向右手には常にニペソツ山が見える。
今回は雲海上に頂上が見えている。
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頂上部の稜線は遠目で見た台形状の平坦な地形ではなく、けっこうなアップダウンがある。
登山道はほぼ稜線の真上にあり、見晴らしも良いし植生の変化も楽しめる。
写真は稜線の途中で糠平富士(奥の頂)を振り返ったもの。
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沢の源頭のような地形
糠平富士からの稜線はいったん60〜70mほど下る。
そこに沢の源頭のような地形がありお花畑になっているようだ。
稜線の奥に最高標高点
稜線の奥に最高標高点が見えている。
良い写真が無いが、ピークには標識があり、まわりに高さ1mほどに石が積み上げられており、「ウペペサンケ山 本峰 1848m」と記されている。
もうひとつの頂
最高標高点を過ぎるとさらに奥にもうひとつの頂が見えてくる。
かすかに山頂標識らしきものも見える。
ウペペサンケ頂上
到着すると「ウペペサンケ頂上 1836m」の標識がある。
標識の奥にテン場?
標識の奥は平坦に整地?されており、テントを張れそうである。
標識の近くにはまだイワギキョウが咲いていた。
まわりには枯れた高山植物が多く、シーズンにはお花畑が見られそう。
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シーズンは過ぎているが稜線はどこでも高山植物が見られる。
登山道脇にエゾツガザクラがひとつだけ咲いていた。
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糠平富士への登りで倒れかけたコマクサが見られた。
コマクサは吹きさらしの岩礫地に多い。
このあと糠平富士の山頂を越えて下山の途に就いた。
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